自転車自作研究会2008/8/10更新
チェンホイールの外し方

チェンホイールの外し方を書いておきます。他の部品はだいたい組み付けと反対の手順で分解できますが・・・チェンホイールはそれだけではクランクが外れません*。

以下はオクタリンク時代のワンキーレリーズじゃないシマノ105のチェンホイールの手順です。オクタリンク以前の四角シャフト+四角穴クランクの場合も合わせて説明します。

*シマノのオクタリンクDURA ACE、ULTEGRA、XTR、XTはワンキーレリーズです。フィキシングボルトを緩めると、一緒にクランクも抜けてきます。以下の手順は不要です。ワンキーレリーズの原理も以下のコッタレス抜きと同じです。フィキシングボルトを抜くときにクランクキャップ(下の図でいうコッタレス工具をセットするクランク内側のネジに止める部分)を押してクランクが抜けてきます。ホローテック2の場合は,右クランクとシャフトは一体ですので,クランクを抜くという概念はありません。

用意するものは右の通り。上から8mmアーレンキー、コッタレス抜き工具、セレーションタイプのBBに必要な○○工具、大きなモンキースパナ。

四角シャフト+四角穴クランクで,アーレンキー式ではないボルト式のフィキシングボルトの場合は,コッタレス抜きの端に付いているボックスレンチを差し込んでモンキーレンチで回すので,アーレンキーは不要です。

コッタレス工具がどうやってクランクを抜くかの説明です。コッタレス抜きは下の状態でクランクに取付けられます。コッタレス工具先端(左端)のネジがクランク内側のネジに入ってクランクに取り付けられます(支点になります)。その状態から右のボルトを回して中の棒がシャフトを押しながら左にせり出していき、上の状態になります。コッタレス抜きと一緒にクランクは相対的に右の方向に移動してシャフトから抜けます。

以下の説明では,コッタレス抜きの右の部分(クランクに固定される左の部分を支点にし,左の部分にネジ込まれてシャフトを押す部分)を中棒を記述します(正式名称ではありません)。

まずは、フィキシングボルトを外します。オクタリンク105の場合は8mmのアーレンキーで普通に反時計回りに回して外します。

オクタリンク以前の四角シャフト+四角穴クランクの場合は,アーレンキー式ではないボルト式のフィキシングボルトの場合が多いですね。コッタレス抜きの反対側(上の写真のコッタレス抜きの中棒の右端)に14mm(もしくは15mm?)のボックスレンチが付いていますので,フィキシングボルトにセットしてモンキー等で同様に反時計回りに回して外します。

これが外した、セレーション部分です。写真ではよくわかりませんが、クランクの8つのスリットに中空のシャフトが噛み合っています。

四角シャフト+四角穴クランクの場合は,フィキシングボルトのワッシャが外れていることを確認してください。ワッシャが入ったままクランクを抜こうとすると・・・・シャフトを押すつもりがクランクを押してしまい・・・・コッタレス抜きがクランクのネジ山を破壊します。

セレーションタイプの場合はこの○○工具を中に入れます。コッタレス抜きの中棒がBBシャフトをちゃんと押すようにこの工具が必要です。これがないと中棒が中空シャフトの中に入ってしまいシャフトを押せません。

コッタレス抜きをクランクにねじ込みます。きつく締め込む必要はありません。中棒をネジ込んだ時にクランクから外れなければいいのですから。

コッタレス抜きをクランクにネジ込む場合は中棒(写真の手前?の部分)を一番抜いた(外に出た)状態でネジ込んでください。中棒が入ったままでは,中棒がシャフトに当たってしまって,コッタレス抜きをクランクに奥までネジ込めません。

中棒をネジ込んでいきます。大きなモンキーの方がトルクが掛けやすいことでしょう。中棒がクランクの中でシャフトを押し,その反作用でクランクが抜けてきます。
これが外れた状態です。セレーション用専用○○がシャフトの蓋になっているのがわかると思います。
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