自転車自作研究会 2005/8/4作成
オチョコ組み
オチョコ組み・オチョコ量の影響
後ろのハブではスプロケットが右側に付いているので、ハブのフランジ中心とオーバーロックナット寸法の中心とは一致しません。リアホイールではリムをハブのフランジ中心からオーバーロックナット寸法中心(自転車の中心)に寄せて組む必要があります。このようにリムをスプロケット側に寄せて組むことをオチョコ組みといいます。

フランジ中心からオーバーロックナット寸法中心までの長さをオチョコ量と呼びます(正確に計る方法は知らないのですが)。このオチョコ量の分だけリムはスプロケット側に寄っています。

オチョコ量が大きければ、リムはよりスプロケット側に寄り左右のスポークの張力の差は大きくなります。スプロケット側のスポークテンションがより上がり、より切れやすくなります。対策としてスプロケット側だけ太いスポークを使う場合もあります。

スプロケットの多段化(5速→10速、スプロケット幅も増加)に伴いオーバーロックナット寸法も大きくなってきました(120mm→ロード用130mm/MTB用135mm)。これはオチョコ量の増大を抑えてホイールの強度を維持するためと考えられます。

逆にオーバーロックナット寸法の大きなフレームに枚数の少ないスプロケットを使ってオチョコ量を小さくし、ホイールの強度を向上させる自転車の作り方もあります。

トップページへ