自転車自作研究会 2004/8/14更新

スプロケットの組み換えは可能

ロード用トリプルチェンホイール(シマノの場合は53-42-30)に組み合わせるスプロケットはもっと大きなのが欲しいなあと思うのだけれど・・・適当なのがない。欲しいのは14〜27。スプロケットの組み合わせのなかには14も27もある。なんとか組み換えて作れないものかと思案してみることに・・・。
■ カセットスプロケットの現状
シマノのDURA ACE(CS-7700)やULTEGRA(CS-6500)はスパイダーアームで複数のスプロケットをグループ化されていて,自由に組み換えはできない。
区分 歯数
トップ 11,12,13,14
バラ 12,13,14,15
ローA 16-17,17-19
ローB 18-19-21,19-21-23,21-23-25,21-24-27
19-21,21-23
バラ 23,25
105等のスプロケットはスパイダーアームで一体化はされていない。実際のシマノ9speedの構成は以下のとおり。
型番

歯数

CS-7700

CS-6500

11 12 13 14 15 16 17 19 21
11 12 13 14 15 17 19 21 23
12 13 14 15 16 17 18 19 21
12 13 14 15 16 17 19 21 23
12 13 14 15 17 19 21 23 25
12 13 14 15 17 19 21 24 27
CS-6500 13 14 15 16 17 18 19 21 23
13 14 15 16 17 19 21 23 25
14 15 16 17 18 19 21 23 25
CS-HG70-9 12 13 14 15 16 17 19 21 23
12 13 14 15 17 19 21 23 25
13 14 15 16 17 18 19 21 23
13 14 15 16 17 19 21 23 25
CS-HG50-9 12 13 14 15 16 17 19 21 23
12 13 14 15 17 19 21 23 25
13 14 15 16 17 19 21 23 25
14 15 16 17 18 19 21 23 25
20Tはどこにもありません。22Tも26Tも。もちろん28T以上は存在しません。
■ 実際のスプロケット
●ULTEGRAの11〜21は17-18,19-21がスパイダーアームでセットになっていました。スパイダーアームは分解不可能ですね。

11 12 13 14 15 16 17 19 21
●DURA ACE(CS-7700)の11〜23は,17-19、21-23はスパイダーアームでセットになっています。

11 12 13 14 15 17 19 21 23
●ULTEGRAの12〜27のスプロケットも9speedの構成の通りでした。

12 13 14 15 17 19 21 24 27
●ULTEGRAの14〜25のスプロケットも9speedの構成の通りでした。


14 15 16 17 18 19 21 23 25

スプロケットの分解
●CS-HG50-9の14〜25の分解

14 15 16 17 18 19 21 23 25
CS-HG50-9の14〜25はトップ14Tとセカンド15T以外の7枚がカシメられて一体になっていました。この16〜25の7枚を大きい歯の方からカシメてある棒をヤスリで削ってカシメを外し、分解することができました。

分解したスプロケットです。大きい方の7枚が分解したスプロケットです。真ん中に細い棒が3本見えますが、スプロケットをカシメていたアルミ棒です。CS-HG70-9はアーレンキーの小さな六角の穴(1.5mm?)がありアーレンキー止めですのでこんな苦労はしなくていいいかと。

スプロケットの組み換え
105の14〜25のうちトップ側6枚14〜19+ULTEGRAの12〜27のロー側3枚21〜27で作ったカセットスプロケットです。

14 15 16 17 18 19 21 24 27
(^-^)。歯数差が途中でグンと変わるあまり見ない組み合わせになっています。トップ14が大きく見えますねえ。52×14で高い方のギヤ比は充分だと思います。変速性能には何も問題はありませんでした。この他に以下の組合せが考えられます。
11 12 13 14 15 16 17 18 19
フロントのMTB用トリプルを使う場合に11〜19のクロスというのも面白いかもしれませんね。でも、この2つ以外には組み換えの候補を思いつきません。現在のシマノの歯数の組合せはほとんどのニーズをカバーしているともいえますね。
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