自転車自作研究会 2003/7/19作成

ロード用+MTB用スプロケットの混成組み換え

リカンベントにもっと低いギヤが欲しい(現在は44/30×12〜25)。チェンホイールをMTB用のもの(44/32/22)に換えるのが一番素直なアプローチだと思うのですが・・・・せっかく長年のお蔵から陽の目をみたシクロツーリストチェンリングとカンパヌーボレコードフロントディレイラーを再びお蔵入りにするのは忍びなく,スプロケットの方を組み換えることに。14〜27への組み換えはやったことがあるけど,MTB用スプロケットも使えると聞いて(言われてみれば当然)検討してみることに・・・。ディレイラーはDURA ACE 7400なのであまり大きなスプロケットは使えない(^-^)。
カセットスプロケットの現状
●MTB用のスプロケットも上級グレードはスパイダーアームでグループ化されているでしょうから,DEOREのスプロケットを購入。11,12,14,16,18,21,24,28,32の9speed。トップ11Tとセカンド12Tが別パーツで14T〜32がカセットになっている。アーレンキーで止まってくれてるとイイナアと思ったが・・・・

カシメられていますねえ。ヤスリで削って外すことに。105のこのピンはアルミ棒だったが,DEOREのは鉄製,いささかてこずって(プラスチック製スペーサーを一つ壊してしまった)分解に成功。メッキがかかっているのが外側だけだなあ,組んでからメッキしている(コスト低減策?)のだろうか?。

スプロケットのシカケ(変速をスムーズにするための歯先の形状,段差等)をシゲシゲと観察。表(トップ側)から見るとロー側に歯が寄っている。歯の形状も異なる。スプロケットには段差がありますね(下の写真で緑色に塗った部分)。

裏(ロー側)から見るとトップ側に歯が寄っていますね(下の写真ではこの歯の裏を黄色に塗った)。このシカケは表裏に同数ありました。

歯数 11 12 14 16 18 21 24 28 32
シカケの数 1 2 2 2 2 3 3 4 4
ロー側との歯数差 1 2 2 2 3 3 4 4 -
トップ側との歯数差 - 1 2 2 2 3 3 4 4
隣りの歯との歯数差の数だけシカケがあります。チェーンを掛け替えるとき,「(チェーンが外れる位置の)歯と(チェーンを受け取る)隣りの歯との距離には最適値がある」と仮定すると歯数差だけシカケがあるのが納得できます。その最適値は1枚のスプロケットに隣りの歯との歯数差だけあるので,その場所にもれなくシカケをしたのでしょう。

14Tから32Tまでにシカケ部分に色をつけて正規の位置(フリーハブにセットされる位置)に並べてみました。詳しく見たい人はコチラ

緑色がロー側に歯が寄っている部分(の段差部),黄色がトップ側に寄っている歯です。写真の下の部分は緑と黄色が規則正しく並んでいますね。トップ(外)側の緑色とロー(内)側の黄色の間でチェーンを受け渡す?とするとダイタイどの歯も同じ間隔になっているのかな?。シフトダウンの時とシフトアップの時は同じ歯で受け渡しをするわけがないか・・・・・・(~-~;)。何か情報・考察・憶測をお持ちの方は情報をお寄せいただけると幸いです。ユーザーが解明すべき(しなければならない)疑問ではありませんが(^-^)。

スプロケットの組み換え
このDEOREスプロケット11,12,14,16,18,21,24,28,32と手持ちのスプロケット(現用品+前の組み換えで余ったもの)を組み合わせて14,15,16,17,18,19,21,24,28のスプロケットができるでしょうか?。頭をひねりましたが・・・できました。14,15,16-17,18-19-21,24,28になりました。16-17と18-19-21がグループ化されているULTEGRAスプロケットです。

ひょっとするとこのULTEGRA18-19-21Tの21Tにはシカケは2個所しかないかもしれませんね。隣りに18Tや24Tがくることは想定されていないでしょうから。

ピンポーン!でしたね(^-^)。ロード用とMTB用ではシカケの数が違うようですね。

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