自転車社会学会 2004/10/11作成

自転車道の整備等に関する法律を読んで

自転車道の整備等に関する法律(法令データ提供システム)を読んで気がついたことなど・・・・・・。

●目的
目的には「交通事故の防止と交通の円滑化に寄与」,「自転車の利用による国民の心身の健全な発達に資する」とあります。交通事故の防止と交通の円滑化とは自転車を車道から減らす(追放する)という意味でしょうか?(だとすると動機が不純だナア)。

●自転車道の定義は広い
「自転車道」とは「もつぱら自転車の通行の用に供することを目的とする道路又は道路の部分」と「自転車及び歩行者の共通の通行の用に供することを目的とする道路又は道路の部分」とされています。道路交通法,道路法(道路構造令)の定義と比べて一番広い定義です。でも法令間で定義が異なるのは困ったものです。

●義務規定はなし
国及び地方公共団体の責務は「必要な配慮をしなければならない」,道路管理者は「自転車道整備事業を実施するよう努めなければならない。」,市町村である道路管理者は「自転車道を設置するよう努めなければならない。」,国は「必要な措置を講ずるよう努めなければならない。」です。どこにも義務規定はありません,すべて努力規定です。

●社会資本整備重点計画?
「社会資本整備重点計画は、自転車道の計画的整備が促進されるよう配慮して定められなければならない。」とあります。社会資本整備重点計画って何なんでしょうね。今度調べておきます。

●附則に道路公団民営化?
平成一六年六月九日改正の附則に「政府は、この法律の施行後十年以内に、日本道路公団等民営化関係法の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。」とあります。自転車道の整備は道路公団の民営化と関係するのでしょうか?。本法律には日本道路公団等は登場しないのですが・・・・。

自転車社会学会へ