自転車社会学会 2001/11/18作成
自転車は車道の左側走ってね〜

自転車は「車道」の「左側」を走る、を知らない人が多いようです。アレ、自転車って歩道を走るんジャないの?、自転車っ右側通行でショ?という人が・・・・多いのです(~-~;)。

自転車が車道を走るべきか、歩道を走るべきかは自転車に乗る人によります。小学校の子供たちの乗る自転車が車道で遊んでいては、いつクルマに轢かれるかわかりません。高校生が学校に遅れまいと歩道をぶっ飛ばしていけば、高齢者の方は安心して歩いていられません。自転車はとても幅の広い使い方をされているのです。速度もさまざまです。車道と歩道しかない日本ではどちらを走るべきかは自転車の使い方により考えるべきことなのでしょう。自転車レーンが日本にも必要なのでしょう。

向こうからクルマが来たとき,右によけるか?左によけるか?,どちらかでなければならない理由はありません。ただ、みんなが勝手走っていては前からきたクルマをどちらに避けたらいいのかわかりません(同じ方向に避けて、ガッシャーン)。各国とも法律で右を走るか,左を走るかを決めています(タブン)。日本やイギリス、オーストラリアは左側通行です。アメリカ、ヨーロッパ、中国は右側通行です。小学生以外の?自転車は車道を走るのが原則です。自転車は車両ですから,当然のことですね。

道路交通法では・・・・

(通行区分)
第十七条  車両は、歩道又は路側帯(以下この条において「歩道等」という。)と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならない。(中略)
4  車両は、道路(歩道等と車道の区別のある道路においては、車道。以下第九節の二までにおいて同じ。)の中央から左の部分(以下「左側部分」という。)を通行しなければならない。

とあります。車両である自転車は,車道を通行しなければならないと明記されています。4項では車道の左側を走りなさいと言っています。さらに,道路交通法第十八条では

(左側寄り通行等)
第十八条  車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。(後略)

とあります。単に左側というだけじゃなく,自転車(軽車両)は左端を走りなさいとの規定があります。この他に昭和53年の道路交通法改正で普通自転車は歩道を通行できるという第六十三条の四が追加されました。これが30年にわたって誤解の生み出してきた根源なのでしょう。

2009/2/2追記
自転車の車道の左側通行をアピールするポスターも作ってみました。両面印刷して,パウチして自転車の前に付けます。


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