自転車社会学会2009/6/18更新

ハンドサインを忘れずに

これから自分がどういう行動をとるのか、周りに伝えるサインです。自転車も好むと好まざるとにかかわらす交通体系の一部です。周りの自動車、バイク、他の自転車、歩行者に自分のこれからの行動を知らせる必要があります。どのようなサインであってもいいのですが、大事なことは、サインを出す人の意志がサインを見る人に正しく理解されることです。そのためにはみんなが同じサイン(言語)を使う必要があります。

道路交通法に標準語が記載されています。一番いいサイン(言語)とはいえないかもしれませんが、直感的でわかりやすいサインなのではないかと思います。標準語にはいろんな欠点があるかもしれませんが、これからは○○語で生活しましょう、と言っても・・・無視されるだけでしょうね。 道路交通法第五十三条(合図)によれば・・・・

(合図)
第五十三条  車両(自転車以外の軽車両を除く。第三項において同じ。)の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。
2  前項の合図を行なう時期及び合図の方法について必要な事項は、政令で定める。
3  車両の運転者は、第一項に規定する行為を終わつたときは、当該合図をやめなければならないものとし、また、同項に規定する合図に係る行為をしないのにかかわらず、当該合図をしてはならない。
(罰則 第一項及び第三項については第百二十条第一項第八号、同条第二項)

となっています。合図の方法は政令で定めるとなっていますね。該当するのは道路交通法施行令の・・・・

(合図の時期及び方法)
第二十一条  法第五十三条第一項 に規定する合図を行なう時期及び合図の方法は、次の表に掲げるとおりとする。

合図を行なう場合 合図を行なう時期 合図の方法
左折するとき。 その行為をしようとする地点(交差点においてその行為をする場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から三十メートル手前の地点に達したとき。 左腕を車体の左側の外に出して水平にのばし、若しくは右腕を車体の右側の外に出してひじを垂直に上にまげること、又は左側の方向指示器を操作すること。
同一方向に進行しながら進路を左方に変えるとき。 その行為をしようとする時の三秒前のとき。
右折し、又は転回するとき。 その行為をしようとする地点(交差点において右折する場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から三十メートル手前の地点に達したとき。 右腕を車体の右側の外に出して水平にのばし、若しくは左腕を車体の左側の外に出してひじを垂直に上にまげること、又は右側の方向指示器を操作すること。
同一方向に進行しながら進路を右方に変えるとき。 その行為をしようとする時の三秒前のとき。
徐行し、又は停止するとき。 その行為をしようとするとき。 腕を車体の外に出して斜め下にのばすこと、又は車両の保安基準に関する規定若しくはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる制動灯をつけること。
後退するとき。 その行為をしようとするとき。 腕を車体の外に出して斜め下にのばし、かつ、手のひらを後ろに向けてその腕を前後に動かすこと、又は車両の保安基準に関する規定に定める後退灯を備える自動車にあつてはその後退灯をトロリーバスにあつてはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる後退灯を、それぞれつけること。

です。具体的には・・・・・・

左折・左への進路変更→左腕を水平にのばす or 右腕をL型に上げる
右折・右への進路変更→右腕を水平にのばす or 左腕をL型に上げる
徐行・停止     →(右)腕を斜め下にのばす

です。右左折・左右への進路変更では「曲がる方向に腕を水平に伸ばす」と「反対側の腕をL型に上げる」が示されています。曲がる方向に腕を水平に出す方がより直感的に理解されるのではないかと思います。

徐行・停止の合図に法令では右腕か左腕かの規定はありませんが、左側通行の日本ではクルマから見やすいように右腕の方がいいのでは?と思います(^-^)。腰の後ろでグーパーする合図(減速・停止)もよく使われますが、集団走行しているとき後ろについている自転車からは見やすいのですが、クルマのドライバーに対してのアピールは弱いように思います。手を出して「来るな、出るな」の抑えるしぐさの方が直感的に理解されることでしょう。

それと・・・・ハンドサインさえ出せばすぐ右に曲がっていい、と・・・・自分からクルマの前に身投げするのは考え物です。後方確認をしっかりして安全を確認してから進路を変えましょう。しっかりと振り返ってクルマの運手者にちゃんと後ろを見てるよとアピールするとクルマも安心することでしょう。え!?、走りながら振り返れない?。練習しましょう!。

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