自転車社会学会2007/11/24更新

え!左折するときは片手運転?

自転車も交通体系の一員ですから,自分の行動をあらかじめ周りに知らせるのは当然ですが・・・・道路交通法では・・・

(合図)
第五十三条 車両(自転車以外の軽車両を除く。)の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。
(略)

です。車両間のコミュニケーションの大事な手段である合図をちゃんとやりなさいという当たり前の規定なのですが,手で合図をする自転車にとっては・・・・。

「手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。」は,右折,左折中は片手運転をしなさい,ということになります。

自転車は2段階右折ですから片手運転で右折することはありませんが,左折の時は片手運転になってしまいます。片手運転でコーナーを曲がるのは現実的でしょうか?。交通事故の多くが交差点で起きています。交差点というもっとも事故の可能性の高い(どこから何が飛び出してくるかわからない)交差点を片手運転するのは妥当な法規制でしょうか?。横断歩道から子供が飛び出したり,対向車線の自動車が急に右折してきたり・・・危険がいっぱいの交差点で片手運転しろとは,いやはや交通安全を目的とする道路交通法とは思えません。飛び出してきたクルマ,自転車,歩行者等を回避するためのブレーキ,ハンドル操作を(自転車の安全を)ができるようにちゃんと両手でハンドルを握って不意の事態で反応できるようにしておく方が安全なのでは?と思います。

ハンドサインを左折する前に出し左折を始めるまで継続しなさい,で充分に後続の自動車に自転車の意図は伝わるのではないでしょうか?。


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