自転車社会学会2013/7/10作成

自転車免許制度?

自転車免許制度はよく話題になりますね。あまり肯定的な意見を聞かないのですが、なぜなんでしょう。まずは、現行免許制度のおさらいから・・・・・

・免許を取得するには試験があり、試験に合格した人に免許が交付される。
・免許を取得するには、自動車学校に(時間を掛けて)通って、学費を払う必要がある。
・免許は、定期的に更新しなければならない。
・交通違反をした人はその違反の程度によって、反則金、免許の停止、免許の失効等の行政罰を受ける。重大な違反は刑事罰になる。
・免許制度の維持費用は免許取得・免許更新の手数料によって賄われている(国/自治体の予算を必要としない)。(本当かなあ)
・免許証は実質的に身分証明書としての機能を有する。違反した人のID確認手段も兼ねている。逆かな
・高齢の運転者には免許返納制度がある。

でしょうか?。自動車の車検/ナンバーや自動車税とは切り離して考えることができますね。新たに自転車用免許制度を作るのではなく、現行の自動車免許制度を自転車にも拡大する、を仮定して考えてみましょう。

・初めて自転車に乗れた小学生は、まだ免許適用外ですから、免許の必要はありません。(これだけは特例として認めないといけないかナア)
・中学生になると、免許がないと自転車に乗れませんから、小学6年生の春休みに自動車学校に通って(自転車に関する?)交通法規と自転車実技の試験を受けなければなりません。もちろん費用は親の負担です。
・自転車に乗れない中学生は免許の必要はありませんが、自転車に乗れるようになる練習が悩ましいですね。無免許で公道を走るわけにはいきませんから、公園等で練習をして、乗れるようになったら自動車学校で試験を受けて免許を取得します。自動車学校の中には自転車に乗れるようにするコースを設けている学校もあります。
・親が自動車学校に通わせてくれなかった中学生は、自転車に乗ると無免許運転で(免許がなく行政罰が課せないので)前科が付きます。
・18歳以上になると、自動車の免許も取れるようになりますから、自動車学校に通って交通法規と自動車運転実技の試験に合格したら、免許証が書き換えられて自動車も運転できるようになります。
・自転車に乗れない(免許がない)けれど、18歳以上になって自動車運転をする人は初めて自動車学校に通って免許を取得します。自動車の運転免許を取得した人には自転車の運転免許も同時に付与されます。(現在の原付自転車と同じ扱い)
・自転車免許(自動車免許と同一)があるので、自転車の交通違反にも行政罰(反則金、免許の停止等)を課せるようになります。自転車の酔っぱらい運転でタクシー運転ができなくなる人もあらわれます。自転車免許を取得していない人が自転車に乗ると、従来なかった無免許運転の刑事罰が課せられ、前科が付きます。自転車乗車中に免許を所持していない人は行政罰(免許証不携帯)で反則金または免許の停止になります。
・高齢になって免許返納制度で免許を返納すると自転車にも乗れなくなります。
が制度の概要でしょうか?。

この制度に移行するためにはどのようなステップを踏めばいいのでしょう。免許制度は国民に受け入れられるでしょうか?。必要なコストは成果/効果に見合うものでしょうか?。従来、罪に問われなかった行為を罪(無免許運転、免許証不携帯)に問うのは難しいかもしれません。


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