自転車ツーリング再生計画 2004/2/22作成

部品から考える自転車選び
タイヤは細すぎず太すぎず

・マウンテンバイクのタイヤ(イボイボのブロックパターンのタイヤ)は山道用です。舗装路が主体となるサイクリングには不要です。マウンテンバイクを買ってしまったお友だちには「タイヤはスリックの細くて軽いもの(26×1.25〜1.50程度)に換えると軽く楽に走れますよ。」とアドバイスしましょう。入門用のロードレーサーならば太めのタイヤも付けられますから「700×28C〜32Cぐらいのタイヤの方がパンクしにくいし,クッションもいいよ。」とアドバイスしましょう。純競技用ロードレーサー(太いタイヤが付かない)を買ってしまった人には「練習して試合で頑張りましょう」。
・パンクの原因は多くはリム打ちです。石・段差に自転車をぶつけて,リムと石・段差がゴッツンコして間に挟まれたチューブに穴が空きます。タイヤの空気圧を規定空気圧(太いタイヤで400kPa〜細いタイヤで700kPa程度?)に保ってリム打ちパンクを防ぎましょう。

サスペンションはない方が
サスペンションは路面からの衝撃を吸収してくれますが,サイクリストのパワーを無駄使い(サスペンションの変形・減衰によりエネルギーを失う)します。舗装路主体のサイクリングにはサスペンションの必要はないでしょう。サスペンションがなければ重量も軽くなります。
ギヤ比も必要充分な範囲で
・前の歯車(チェンリング)と後の歯車(スプロケット)の組み合わせをギヤ比といいます。前の歯車が大きいほど,後ろの歯車が小さいほどギヤ比は大きくペダルは重くなります。前の歯車が小さいほど,後ろの歯車が大きいほどギヤ比は小さくペダルは軽くなります。
・重めのギヤ比をゆっくり回す人もいますし,軽めのギヤをクルクル回す人もいます。自分にあったギヤ比の範囲を考えて選びましょう。市販車では前3枚×後8枚の24段や3枚×9枚の27段が普通ですから,ギヤ比の範囲が不十分だということはないでしょう。
数多くのポジションがとれるハンドル
ドロップハンドルは持つ場所によっていろんなポジションをとることができるメリットがあります。普段はブラケット(フレーキレバーの根本)の上あたりを持ちます。ダンシング(腰を上げてのペダリング)の時はブレーキブラケットを握ります。向かい風の時はバーの下を握ります。ブレーキはレバーを上からかぶせるようにかけます。マウンテンバイクでもフラットハンドルの両端に小さな前に突き出すレバーをつけていろんなポジションを取れるようにしていますね。
キャリアがあればバッグも
サイクリングの荷物は自分で持たずに,自転車に持ってもらうのがラクチンです。フロントキャリアがあるとフロントバッグが無理なく使えます。キャリアが無くても付けられる小さなフロントバッグもありますし,サドルバッグを使うこともできます。シートピラーに取り付けるキャリアも利用できます。
雨の時にはマッドガード
マッドガード(泥除け)があると雨天時の快適性が向上します。自分の自転車が巻き上げる泥水のシャワーを浴びなくてすみます。後を走る同行者に泥水シャワーを浴びせることもありません。マッドガードがあっても上から降る雨を防ぐことはできませんから・・・雨具を着ましょう。
軽い自転車は走りも軽い
・勾配抵抗(登りの大変さ)は勾配と(車重+体重)に比例します。道路の勾配はどうしようもありませんが,車重と体重は軽くすることができます。軽い自転車は軽い分だけ登りが楽です。体重をダイエットする方がより簡単・安価かつ健康的ではありますが。平地を走るときも軽いほどころがり抵抗が少なく楽です。平地では空気抵抗がほとんどですから重量による影響は大きくありません。
・自転車を分解して鉄道・飛行機に乗せる(輪行といいます。)ときも,自転車を取り回すときも自転車は軽い方が楽なのは間違いありません。とはいえ,軽い自転車は高い自転車でもあるので・・・コストと重量のバランスを考えて・・・。
サドルはお好みで
初心者の方は必ずお尻が痛くなると考えた方がいいでしょう。お尻の痛くなりにくいアナトミック形状(サドルの後ろが2つに割れている)のサドルや柔らかいゲル入りサドルもあります。「革サドルは馴染めば大丈夫」と言っても・・・馴染む前にお尻が痛くて自転車が嫌いになってしまっては・・・・。
クイックハブの車輪
次のステップの泊まりがけのサイクリング,輪行利用のサイクリングを考えると,車輪はクイックハブでワンタッチで車輪が外せる方が望ましいですね。スポーツサイクルでクイックハブを採用していない自転車はなでしょう。クイックハブはパンク修理の時にもすぐに車輪が外せて便利です。
現行の市販車
これらの条件をすべて満たす現行の市販自転車は丸石のエンペラーツーリングマスター,パナソニックのB-OSC1深谷産業のDAVOSランドナーとスポルティフなどです。その他にオーダーで作ってくれる自転車屋さんはタクサンあります。
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