自転車ツーリング再生計画2010/9/5更新

自転車用語集

項目

内容

ACP Audax Club Parisien。オダックス クラブ パリジャン。ブルベの元祖。PBPを主催し,世界の公式ブルベを管理する。
bar(バール) =kg-f/cm2,=1000mb(ミリバール)
→kPa(キロパスカル)
CFRP 炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastics)。炭素繊維をエポキシ等の樹脂で固めた複合材。軽くて高強度の非金属フレーム材料として期待される。メーカー以外ではアマンダさんでカーボンフレームがオーダー可能。
DHバー スキーの滑降競技(ダウンヒル/DH)の様なポジションを得るために作られたハンドルバー。ライダーの前面投影面積を小さくして空気抵抗を減らしている。
ETRTO リムとタイヤの互換性を表す規格の名称。European Tire and Rim Technical Organization(ETRTO)の規格をISO(国際標準化機構)が採用した。タイヤビードの直径で表される。同じタイヤビード径のリムとタイヤが組み合わせて使用できる(互換性がある)。
HEリム
HEタイヤ
リムエッジに内側に出っ張り(フック)があってタイヤビードを止めてタイヤ外れを防ぐタイヤ/リムの形式。hook edge rims。MTB用のタイヤ/リムの型式として登場した。WOと表示されているリムも内側に出っ張りがあるものが多く,その区別は明確ではない。
kPa(キロパスカル) 圧力の単位。Pa=N/m2 kPaはその1000倍。
PSI=lb/in2=0.45kg-f/(2.54cm)*(2.54cm)=0.07kg-f/cm2=0.07bar
bar=kg-f/cm2=9.8N/0.01m*0.01m=98000Pa=98kPa≒100kPa
1気圧(=1013.25hPa=101.325kPa)はだいたい1bar(1000mb)≒1000hPa(=100kPa)
タイヤの空気圧はお買物用自転車で300kPa,マウンテンバイクで400kPa,ロードレーサーで700kPa程度。
SI単位系を使用するのが世界標準(日本でも法令要求あり)なので,圧力の単位にはkPaまたはMPa(=1000kPa)を使いましょう。自転車ツーリング再生計画の単位はSI単位系に統一されています(タブン)。
Nm →締め付けトルク
PBP パリ・ブレスト・パリ(Paris Brest Paris)。パリからフランス西部ブルターニュ半島先端のブレストまでの往復1,200kmを90時間で走る世界最大のブルベの大会。4年ごとに開催される。主催はACP。日本は2003年の大会から参加。
PCD ピッチサークルダイアメーター(Pitch Circle Diameter)。Bolt Circle Diameter(BCD)とも呼ばれる。円周上に配置されたボルトなどの取り付け中心線が描く円の直径。自転車では主としてクランクにチェンリングを取り付けるボルトの位置を表す。同じPCD,同じボルト数のクランクとチェンリングに互換性がある。シマノのロード用ではPCD130mm,ロード用トリプルのインナーがPCD74mm。コンパクトドライブと呼ばれるものはPCD110mm。
PSI,psi Pound per Square Inch
→kPa(キロパスカル)
s(speed) スピードの略。後ろのギヤが何枚あるかを示す。8sは8枚,9sは9枚,10sは10枚。フロントがトリプルでスプロケットが10sならば30段変速になる。
SPD シマノ製のペダルとシューズを固定するビンディングペダル。SPD(シマノ・ペダリング・ダイナミクス)。汎用的に使えるSPDと純ロード用のSPD-SL,SPD-Rがある。
STIレバー STI(シマノ・トータル・インテグレーション)コンセプトで開発されたシマノのデュアルコントロールレバー。ブレーキレバーを内側に操作してシフトダウン操作,ブレーキレバー下の副レバーでシフトアップ操作を行う。スイッチも組み込まれサイクルコンピュータ(シマノの場合はフライトデッキ)との連携も可能になっている。
T(teeth) Teeth(Toothは複数)の略。チェンリング(前のギヤ),スプロケット(後のギヤ)の歯数を表す。チェンリングはロード用トリプルが52T/42T/30T,MTB用チェンリングはトリプルが普通で44T/32T/22T等がある。スプロケットは,ロード用が11Tから27Tまで,MTB用が11Tから34T程度まである。
TIG溶接Tungsten Inert Gas Welgingh アルゴンやヘリウムの不活性ガス雰囲気中で,タングステン棒を電極とし,溶接棒をアークで溶かしながらする溶接。溶接時の母材・溶接材の酸化を防ぐ。
VブレーキV-brake カンティブレーキの発展型。アーチワイヤを通じてブレーキを引くのではなく直接ブレーキを引いている。このためブレーキレバーを引く力の半分がブレーキシューからリムに加わる(残りの半分はブレーキレバーを引っ張っている)。ブレーキのアーム長(支点から力点までの長さ)を大きくとり,てこの原理でブレーキシューに大きな力を加えるようにした。カンティレバーブレーキ用のブレーキ台座と互換性がある。ブレーキレバーはワイヤを引く量の大きなVブレーキ専用のものが必要。
アーチワイヤーtransverse cable カンチブレーキ,センタープルブレーキの左右の本体を結ぶワイヤ。チドリを介してブレーキワイヤで引かれブレーキ本体に制動力を伝える。振り分けワイヤとも呼ばれる。
アーレンキーallen key ヘキサゴンレンチ,六角(ろっかく)レンチとも呼ばれる。アーレンは発明者の名。ボルトやナットを回す工具。自転車に使われるアーレンキーには4mm,5mm,6mmが多い。チェンホイールのフィキシングボルトに使われるのは8mmアーレンキー。フリーハブのフリーボディの取付け取外しには10mmアーレンキーが使われるらしい(まだ私はフリーボディを交換したことがない)。
アウターギヤ チェンリングが2枚(ダブル)または3枚(トリプル)の時,一番外側に位置する一番大きなチェンリング。アウターとも略される。
アウターケーブル(アウターワイヤー) ブレーキやディレーラーのインナーワイヤの外側を覆う中空のケーブル。アウターとも略される。 鋼線を螺旋状に巻いた上に,ビニールコートを施したもの。変速機用のアウターケーブルには細い鉄線を円筒状に束ねたものが使われる。
アウターストッパー(アウター受け)cable stop ブレーキや変速機に使われるアウターケーブルの端部(アウターカップ部)を受け止める部分。アウターケーブルがない場合(Wレバーを使うフロントディレイラーの場合等)はアウターストッパーは必要ない。フレームにロー付けされているものもある。リアディレイラーのアウターストッパはフレームにロー付け(or溶接、接着)されている。
アウタートンネル cable guide ブレーキのアウターケーブルをフレームに固定するためにフレームにロー付け(or溶接、接着)されているトンネル状の金具。
アウタープレート フロントディレイラーのうちチェーンをインナー側に脱線(ディレイラー)させる外側のプレート。
アジャスター adjustable cup ワイヤアジャスタ
アヘッドaheadset ヘッド小物の1種。ステアリングコラムにネジが無く,上玉押しの位置をステアリングコラムをクランプするステムのクランプ部で位置決めをして固定する。ステアリングコラム内にセットしたボルトをアンカーにしてアヘッドステムの蓋でアヘッドステムの位置(=玉押し位置)を調整する。
アヘッドステム アヘッド形式のヘッド小物に用いられるステムの形式。ステムがステアリングコラムをクランプする。
アルミニウムaluminium 元素の一つ。記号 Al 原子番号13。原子量26.98。代表的な軽金属。
アワーレコードhour record 1時間に自転車でどれだけ走れるかの挑戦。現在のアワーレコードは約50km。
アンプルタイプコネクティングピン →コネクティングピン
イタリアンカットラグ イタリア形式の継ぎ手のこと。コンチネンタルカットラグと比べると,シンプルなパターン。
1kmタイムトライアル トラック競技の一つ。1km(1000m)を単独で走る競技。スタンディングスタート,タイムレースで行われる。1000mタイムトライアル,千トラと呼ばれることもある。女子は500mで行われる。
インデックス変速indexed shifting シフティングレバーの回転位置でディレイラーとギヤ(チェンリング,スプロケット)の位置関係が決まり,シフト位置決めの個人差が出ない変速レバーの形式。
インナーギヤ チェンリングが2枚(ダブル)または3枚(トリプル)の時,一番内側に位置する一番小さなチェンリング。インナーと略されることもある。
インナープレート フロントディレイラーのうちチェーンをアウター側に脱線(ディレイラー)させる内側のプレート。
インナーワイヤー ブレーキやディレーラーをコントロールするワイヤー(細い鉄線をよりあわせてフレキシブルに張力を伝える)。インナーとも略される。ブレーキとディレーラーには異なるワイヤーが使用される(ブレーキ用は太く,ディレイラー用は細い)。ステンレス製ではない鉄製のワイヤは油が切れると錆びてタイコが抜けることがあるので注意(ブレーキが効かなくなる)。
インフレーター タイヤに空気を入れる道具。携帯用の空気入れをさす場合が多い。携帯できない空気入れはフロアポンプと呼ばれることが多い。携帯用の空気入れはフレームポンプとも呼ばれる。チューブのバルブ形式によって,英式(ウッズ)用・仏式(フレンチ)用・米式(シュレーダー)用がある。
ウェストバッグ 腰に付けるバッグ。ディパックに比べれば背中が蒸れることもないし,腰にかかる負担も少ない。身体で荷重を支えるのはディパックと同じなのでウェストバッグに入れるのは貴重品等の身の回りのものだけにする方が身体への負担が少ない。
上パイプ トップチューブ
上ブリッジ シートステイブリッジ
ウエルデッドフレーム フレームパイプをラグ(継ぎ手)を使わずに溶接で製造するフレーム。溶接ではなく母材(フレームパイプ)を溶融させないロー付け(溶接よりも温度が低い)で作られるフレームはラグレスフレームと呼ばれる。
後三角 チェンステイ,シートステイとリアエンド(場合によってはシートチューブを含む)で作られる三角形。もしくはチェンステイとシートステイの総称。もしくはチェンステイ,シートステイ,チェンステイブリッジ,シートスティブリッジおよびリアエンドの総称。
臼(うす) スレッドヘッド小物用のステム(クラシカルなステム)をステアリングコラムの内側に固定する金具。ステムの引き上げボルトの下端にあり,引き上げボルトを締めると臼は引き上げられ,割の入ったステム下端部を広げて,ステムをステアリングコラム内側に固定する。
ウッズバルブ woods valve チューブに付くバルブで英式のもの。英式バルブとも呼ばれる。日本では一般の自転車ではほとんどこのウッズバルブが用いられている。高圧には不向き。虫ゴムというチューブ状のゴムが逆止弁の機能を果たす。外側から逆止弁を解除することができないので,空気圧の調整・空気圧の測定はできない。ウッズバルブを採用している自転車はスポーツ用自転車ではない,と私は思う。
エアゲージ タイヤの空気圧を計るもの。フレンチバルブ(仏式)用,シュレーダーバルブ(米式)用がある。ウッズバルブ(英式)は空気圧を測定することはできない。エアゲージ付きのフロアポンプを使っていれば別に購入する必要はない。エアゲージ付きのフロアポンプならばウッズバルブでも空気圧の測定ができる。
エキステンションextension ステムの突き出しの長さ。40mm〜130mm程度のステムがある。
エルゴパワーergopower カンパニョーロのデュアルコントロールレバー。ブレーキレバー下の副レバーでシフトダウン操作,ブレーキレバーブラケットの変速レバーがシフトアップ操作を行う。スイッチも組み込まれサイクルコンピュータ(カンパの場合はエルゴブレイン)との連携も可能になっている。
エンド フレームのうちホイール(ハブ)を固定する爪の部分。前ホイールを固定する部分をフロントエンド,後ホイールを固定する部分をリアエンドと呼ぶ。リアエンドには形状によりロードエンド(逆爪),トラックエンド(正爪),ストレートドロップアウトエンドがある。ロードエンド,ストレートドロップエンドの右側には変速機を取り付けられるブラケットがある(もちろんトラックエンドにブラケットはは必要ない)。ツーリング用自転車のエンドにはさらにマッドガード,キャリアを取り付けるためのダボ(アイレット、ネジ穴)がある。
エンドガード ホイールを外すと,フレームのエンド部は強度が落ちるため,その変形を防ぐためにホイールのハブに代わってエンドに取り付けるシャフト状の金具。輪行時にフレームの変形を防ぐために用いられる。私は、効果がどの程度あるのか実証データを見たことはないのですが,飛行機輪行時にはアルミパイプとクイックシャフトで代用しています。
エンドバー ハンドルバーのエンド部分に取り付けるサブハンドル。前向きに取り付けられ,ハンドルポジションのバリエーションを増やす。マウンテンバイクによく使用される。
エンド幅 フレーム左右のエンド間の長さ。現行品ではフロントが100mm,リアは130mm(ロード用),135mm(MTB用)である。ハブのオーバーロックナット寸法とフレームのエンド幅が同じものが互換性がある。
オーバーホールover whole 自転車の各部分を分解し,内部の清掃・グリースの詰め替え等を行う分解掃除のこと。自転車の性能を維持,不具合の早期発見ができる。
オーバーロックナット寸法 over locknut dimension ハブの左右のロックナット間の寸法。フレームのエンド幅と等しい必要がある。現行部品ではフロントが100mm,リヤが130mm(ロード用)・135mm(MTB用)である。
オチョコ 自転車の後輪にはスプロケットが右側に付くので,ハブのフランジはその分だけ左側に寄っている。ホイールを組むとき,リムがハブの中心になるように(フランジの中心よりはスプロケット側にずらして)組むことを「オチョコ組み」と呼ぶ。プロケット側のスポークを締め・反スプロケット側のスポークをゆるめリムをスプロケット側に寄せ,ハブの中心にくるように組む。通常リヤホイールはオチョコ組みである。 フランジセンターからのずれをオチョコ量と呼ぶ。
JISD9101自転車用語では,ハブオフセットhub offset:ハブ振り分け中心とハブつば間隔の中心との距離,と定義されている。また,オフセット組み車輪:ハブの左右のつば間の中心面と,リムの中心面(ハブ振り分け中心)をずらした構造の車輪,とも定義されている(オチョコ組ホイールよりこっちの用語の方がかっこいいかなあ)。
オフセット offset フォークオフセット
カートリッジBB シールドベアリングを使用したメンテナンスフリーのボトムブラケット。調整することはできないのでガタが出たら交換する。
カートリッジシュー ゴムの部分だけが交換できるVブレーキシュー。買うときは互換性を確認のこと。
カーボンcarbon 炭素。
カーボンフォーク カーボン(炭素)繊維で強化した樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics/CFRP)製前フォーク。
カーボンフレーム 炭素繊維を束ねたり編み込んだものを金型で成形し,エポキシ樹脂で固める方法で作られたフレーム。路面からの振動を効果的に減衰させる性質を持つため,体にストレスが貯まりにくいと言われる。また,カーボン繊維の巻き方によって,自由に強度をつけられるため,自由な形状のフレームを作ることが出来る。 カーボンだけで作られているものや,アラミド繊維(ケブラー)やチタンメッシュ等と併用して作られているものもある。(ケブラーはデュポン社の商標)
外装変速機 ハブに内蔵される内装変速機に対してチェーンを掛け替えて変速する変速機をさす。スポーツサイクルはほとんど外装変速機。
ガイドプーリーjockey pulley リヤディレイラーの2つのプーリーのうちスプロケットに近い方のプーリー。ガイドプーリーが移動することによって,チェーンを左右に移動させ別のスプロケットに移す働きをする。チェーンのたるみをとるスプロケットから遠い方のプーリーはテンションプーリーと呼ばれる。
ガイドプレート フロントディレイラーのチェーンを移動させるプレート。チェンリングの歯数差(フロントディレイラーのキャパシティ)に応じた大きさ・形状のものが用いられる。アウタープレート、インナープレートの総称。
カセットcassette スプロケット
ガタ ハブ,BB,ヘッド,ペダル等のシャフトがベアリング部で回転方向以外にも動くことをさす。玉押し調整が正しくない場合に生じる。
片効き ブレーキの効きが左右で異なっている状態。カンティレバー式ブレーキで,左右のシューの突き出しが等しいのに片効きするのは,左右のブレーキのバネの力が等しくないからである。スプリング強さを調整すること。
カップ ディレイラーアウター,ブレーキアウターの端の保護のためにかぶせる。線材を使用している(ディレイラー)アウターではアウターカップを使わないと線材がはみ出してアウターの機能を果たさなくなる。ベアリングの玉受けもカップと呼ばれる。
カップアンドコーンcup and cone bearing ベアリングのタイプ。玉受け(ワン/カップ),ボール(ローラー),玉押し(コーン)から成り,玉押しの締め合わせ位置で玉当たりを調整するもの。
完組みホイール ハブ,スポーク,リムが予め組み上げられたホイールの既製品。ショップは市販部品を組み合わせてホイールの完成品として販売している。メーカーも独自部品(ハブ,スポーク等が異なる)を開発して完組みホイールを販売している。スプロケット,タイヤは含まれない場合(ニーズに応じてユーザーが選択)が多い。スポーク本数の少ないメーカー独自の完組みホイールはツーリング中にホイールが振れた場合の対応が難しいかも,と思っていたが私が使っているWH-7800(初代デュラエースホイール)は普通のホイールとはニップルを回す方向が逆になるが問題なく振れ取りができた。
カンティブレーキ/カンティレバーブレーキcantilever brake キャリパープレーキの一つ。フォークブレーズおよびシートステイに直付けされた台座(カンティ台座)にL字型の本体を左右独立に取り付ける。ブレーキワイヤーが引かれるとチドリを介して左右のブレーキ本体を結ぶアーチワイヤーが引っ張られ,左右のブレーキが同時に引かれシューが両側からリムをはさみ制動する。泥詰まりに強い。構造が簡単なのでメンテナンスも容易。ツーリング用自転車,シクロクロスに多く用いられる。
カンパニョーロ(カンパ)campagnolo イタリアの自転車部品メーカー。クイックレリーズや現在の変速機の基本であるパンタグラフ式の変速機を発明・世に送り出した自転車の部品メーカー。ロードレース用部品のシェアでは,日本のシマノと2大勢力。
ギドネット ブレーキレバーのひとつ。ドロップハンドルのクランプ部付近からバーに沿うような形をしたブレーキレバー。ギドネットレバーを使う場合は、通常はブレーキレバーを取り付ける位置にはグリップを取り付けることが多い。
逆ネジleft (hand) thread 普通のネジ(時計回りで締まる)とは逆に反時計回りで締まるネジ。普通の自転車ではボトムブラケット右ワン(JIS規格)と左ペダルのクランク取付ネジが逆ネジである。トラックレーサーなどの固定ギヤのロックリングも逆ネジである。たしかボスフリーの蓋も逆ネジだったような?。
ギヤクランクchainwheel チェーンホイール
(JISではギヤクランクが正式名称)
キャスター角head angle JISD9101自転車用語には,自転車を平たんな地上面に供用状態で直立させたとき,地上面とヘッドパイプの中心線又は操だ軸の中心線とがなす角度,の定義がある。→ヘッドアングル
キャパシティーcapacity ・フロントディレイラーでは変速可能なチェンリングの歯数差をいう(フロントディレーラーのキャパシティー=アウターギヤの歯数−インナーギヤの歯数)
・リアディレイラーでは吸収可能なチェーンテンションをいう(リヤディレーラーのキャパシティー=(アウターギヤの歯数−インナーギヤの歯数)+(ローギヤの歯数−トップギヤの歯数)。リアディレイラーが変速できるスプロケットの最大歯数もキャパシティと呼ばれる。
キャリパーブレーキcalliper (brake) リムを左右から挟む形式のブレーキの総称。サイドプルブレーキ,センタープルブレーキ,カンティブレーキ,Vブレーキがある。ロードレーサーではサイドプルブレーキ,MTBではVブレーキが用いられることが多い。狭義にはサイドプルブレーキ,センタープルブレーキだけをさす場合もある。リムを制動するキャリパーブレーキの他にハブに付けられたディスクをパッドではさむディスクブレーキ,ハブの内部に制動機構を持つバンドブレーキ・コースターブレーキ等がある。
キャリヤcarrier バッグを自転車に取り付けるための装置。フロントキャリア,リアキャリアがある。サイドバックを取り付ける枠を持つものをフロントサイドキャリア,リアサイドキャリアと呼ぶことがある。シートピラーに取り付けるキャリアもある。テント,シュラフ(スリーピングバッグ,寝袋)等はバッグに収納せずに直接キャリアにベルト等でつける場合がある。
キャンピング キャンプツーリング用の自転車。テント,シュラフ,コッフェル等の大量の荷物を運ぶことを考慮した自転車。サイドキャリアを備える場合が多い。耐久性,信頼性を重視する。現在の市販車にはない。キャンピングに近い自転車としてはGIANTがGreat Journeyを、ルイガノがLGS-GMTを販売している(使用実績はこれから蓄積されていくことでしょう)。
ギヤ板chainring チェンリング
ギヤ比gain ratio(development) クランクが1回転するときに自転車が進む距離(m)。前のギヤの歯数/後のギヤの歯数×駆動輪の円周で表される。ギヤ比はチェンリングがアウターでスプロケットがトップのときに最大になる。チェンリングがインナーでスプロケットがローのときに最小となる。大きなギヤ比で重いペダルをゆっくり回しても,小さなギヤ比で軽いペダルをくるくる回しても同じ速度を出すことができる。小さな車輪を高いギヤ比で回しても,大きな車輪を低いギヤ比でゆっくり回しても同じ速度を出すことができる。筋肉や関節に無理がかからないように軽めのギヤでくるくる回すペダリングを心がけたい。
JISD9101自転車用語では,「歯数比距離(GD,gear development)」と呼ばれる。ギヤ比は「歯数比(gear ratio)」でギヤ板の歯数をスプロケット又は小ギヤの歯数で除した数,とされている。
クイックシートピンquick-release seatpost クイックレリーズを使ったシートピン。ワンタッチでサドルの高さを変更できる。マウンテンバイクで下りでサドルの高さを変更するとき等に使われる。
クイックシャフト ハブの中空シャフトに通す細いシャフト。クイックレリーズと組み合わせてハブのクイック機構を構成する。クイックレリーズはクイッシャフトを通じてハブシャフトを左右のエンドに同時に固定する。
クイックレバー クイックレリーズのカムを操作するレバー。
クイックレリーズquick release Wheels ナットによる固定の代わりに,カムを利用したレバーを起こしたり倒したりするだけで締め・緩めができる機構。クイックとも略される。カンパニョーロが開発した。ハブ,シートピンに使用される。ハブに使われたクイックレリーズは工具なしでホイールの脱着・交換を可能にする。シートピンに使われたクイックレリーズは工具なしでサドル高さの変更を可能にする。
クイックレリーズハブ quick release クイックレリーズ機構を持ったハブ。ホイールの脱着が工具なしで迅速に行える。クイックの締め付けは,フレームと一緒にクイックレバーを握り,充分な握力で行うこと。クイックを締め忘れ(締め付けが足りず)走行中に前輪が外れ,転倒事故が起こっている。このためにフロントエンドにはクイックをゆるめただけでは外れないようにタブが付けられている。
クラウン crown ステアリングステムとフォークブレイズを結合する部品。フォーク肩とも呼ばれる。寸法,形状,材質など様々なものがある。マウンテンバイク等ではステアリングコラムにフォークブレイズが曲げ加工されて直接溶接され、クラウンは使われていない(ユニクラウン)。
クラブモデル ツーリングにもロードレースにも使えるように考えられた自転車。イギリスのサイクリングクラブで多く使われたのでクラブモデルと呼ばれる(らしい)。マッドガード付きのロードレーサーとも言える。フロントキャリアはない。レースに使う場合はマッドガードを取り外す。ツーリングに使う場合は(キャリアの不要な)サドルバッグを用いる。
クランクcrank クランクはクランクシャフトに取り付けられ先端にはペダルが取り付けられる。筋肉による身体の往復運動(関節を中心としたスウィング運動)を自転車の回転運動に変換する。ペダルに加えられた力はクランク→チェンリング→チェーン→スプロケット→フリーハブ→スポーク→リム→タイヤの経路で路面に伝えられ自転車の推進力となる。
クランクアーム クランクのチェンリングを取り付ける部分。5本のアームがあるクランクと4本あるクランクがある。
クランクセットcrank set チェンホイール
クランクシャフトcrank shaft チェンホイール(クランク)をフレームに取り付ける回転軸。ボトムブラケットの一部。ハンガーシャフトとも呼ばれる。
クランク長さcrank length クランク軸中心〜ペダル軸中心の長さ。クランク長さは効率よく出力を発揮するための重要な要素である。サイクリストの脚の長さ,ペダリングスタイル等により最適なクランク長さは異なる。身長の10分の1がクランク長さを選ぶひとつの目安とされている。クランク長さは165mm〜180mm程度で2.5mm単位のものがある。
JISD9101自転車用語では,クランク軸中心線とペダル軸中心線との距離,と定義されている。
クランプ 挟んで固定すること。挟む部品そのものを「クランプ」と呼ぶこともある。ステムはハンドルバーをクランプしている。エンドバーはハンドルをクランプしている。アヘッドステムはステアリングコラムをクランプしている。
クリアランスclearance 部品と部品の間隔のこと。マッドガードとタイヤの間隔を差すことが多い。マッドガードのクリアランスが小さいと泥詰まりが起きやすく,大きいと間が抜けて見える(と思う人もいるらしい)。リムとブレーキシューの間隔もクリアランスと表現される。
JISD9101自転車用語には,
「ペダルクリアランス」ペダルの接地角とトウクリアランスを組み合わせた総称,
「ペダル接地角」ペダルを供用状態で平たんな地上面に直立させ,一方のペダルを最下位にして踏面を地上面と平行にした状態から,そのまま最下位にしたペダル側に傾け,ペダルが地上面に接したときの自転車の基準中心面が,最初に直立させたときの基準中心面に対してなす角度,
「トウクリアランス」ペダル踏面の中心からペダル軸に直角方向に測った,タイヤ又はどろよけまでの最短距離,
の定義がある。
クリートcleat ビンディングペダル用シューズに取り付けビンディングペダルとシューズをつなぐ金具。メーカー,型式により形状が異なる。
グリスgrease 潤滑油の一種。粘度が高く,常温で半固体である。ベアリング部等の回転部分に封入する。また,水をはじき金属を錆から守るのでのでステム,シートピラー,ネジ山にも塗られる。鉄とアルミが接する部分(シートピラー,ステム等)は異種金属間の電位差により錆びやすいので必ずグリスで絶縁する。
グリスアップ ベアリング部等の回転部を分解し古いグリスを交換して再び組み上げること。グリスの劣化は使用条件,走行距離等により異なる。
グリップgrip にぎり。手で握るハンドルの部分。その部分に用いる滑り止めをさす場合もある。タイヤと路面の摩擦をいうこともある。
グリップシフトgrip shift グリップを回転させることで変速を行う方式。ハンドルグリップの一部分がギヤチェンジのシフターになっている形状。マウンテンバイク用のシフターにはこのほかにサムシフター,ラピッドファイヤーなどがある。
クリテリウムcriterium 比較的平坦なコースを多数回周回するロードレース。市街地で行われることも多い。
クリンチャーclincher tire ワイヤードオンタイヤ。ロードレーサーのタイヤではワイヤードオン(Wired On,WO(ダブリューオーと呼ばれることもある)ではなくクリンチャーと呼ばれることが多い(同じ意味ながら)。
クロームモリブデン鋼Chrome-Moly(Cr-Mo) 鉄にクロームとモリブデンを添加した低合金鋼。クロモリと呼ばれることもある。スポーツ車のフレームに使われる代表的な素材。強度が高いのでフレームパイプ厚さはハイテンション鋼に比べると薄くても同じ強度を実現できる。結果として軽量化にも寄与する。古くから使われてきた素材なので,加工技術・使用実績が蓄積されている。加工性にも優れ,細かい工作が必要な自転車には欠かせない素材。
クロスカントリーcross country MTBレースの一つ。アップダウンのある未舗装の周回コースで行われる。XCと略される。
クロスバイクcross bicycle マウンテンバイクとロードレーサーの中間的な車種。700Cのホイール,MTB用トリプルのチェーンホイール,カンチブレーキ(Vブレーキ),マッドガードはない。ハンドルはマウンテン用のバーハンドルを使うことが多い。ドロップハンドルを使うこともあるだろう。フロントにはサスペンションが装備されることが多い。MTBのホイールを細い700Cに換えたリヤサスペンションなしの自転車ということもできる?。
ケイデンスcadence クランクの回転数(回転/分=rpm)。筋肉に無理をさせず,関節に負荷をかけないために多めの回転数(人によるが70〜90rpmをめどに?)でくるくるとペダルを回すことが重要。
ケイリンkeirin トラック競技の一つ。競輪を原型とするレース。距離は2000m。電動アシスト付き自転車がスタートから途中までペースメーカーとして先導する。
ケーブルcable ワイヤケーブル
ケブラーkevlar デュポン社の登録商標。芳香族ナイロン繊維製の高張力繊維。タイヤビードに用いられる。タイヤを軽量化するとともに折り畳めるタイヤを実現している。
コースターブレーキ ペダルを反回転方向に踏むことでブレーキがかかる。リアハブにブレーキ機構が組み入れられている。
コーン ベアリングの玉押し。
個人追抜競技individual pursuit トラック競技の一つ。ホームストレッチとバックストレッチから2名の競技者が同時にスタートし,対戦相手を追い抜く競技。距離4000mで行われる。追い抜けなかった場合は4000mのタイムで順位をきめる。女子は3000mで行われる。
コッタレスクランクcotterless cranks クランク
コッタレス抜きcrank extractor クランクを抜くための工具。現在のクランクはコッターピンを使わずフィキシングボルトでクランクシャフトに固定するコッタレスクランクなのでコッタレス抜きと呼ばれる。コッターピンが使われなくなってもこの名称は残っている。シマノのオクタリンクのクランクの場合は,コッタレス抜きがシャフトを正しく押すためのアダプターが別に必要。
固定ギヤ fixed gear フリー機構がなくハブ本体に固定されているスプロケット。変速機能はない。フリーがないので自転車が前に進んでいる限りペダルを止めることはできない。ペダルを逆に回せれば自転車はバックする。フィックスドギヤ,踏み切りとも呼ばれる。トラックレーサーはすべて固定ギヤ。
コネクティングピン チェーンをつなぐときに使う専用のピン。ピンが正しく押し込まれるよう先にガイドピンが付いている。チェーンをつないだあとガイドピンは折って取り除く。
コンチネンタルカットラグ 唐草模様風の複雑な形状にカットされたラグ。最近はほとんど見られない。
コンポジットcomposite カーボンを中心に,複数の素材(パーツ等)を組み合わせて作られた製品。
サイクルコンピュータcyclecomputer 自転車に取り付け,走行距離,速度等をを計る機械。サイクルメーターとも呼ばれる。マグネットをスポークに取付け,センサーでマグネットの通過(ホイールの回転数)をカウントし,ホイールの円周から距離,内蔵する時計から速度を算出する。センサーからの信号は信号ケーブル(有線)または無線で本体に伝送される。気圧計,温度計を内蔵し標高,温度等を表示するものもある。デュアルコントロールレバーにセンサーを設け,今どのギヤが使われているかを表示するとともにケイデンスを算出するものもある(フライトデッキ(シマノ),エルゴブレイン(カンパニョロ))。
サイドウォール タイヤの側面,タイヤサイドのこと。
サイドバッグ フロントキャリア,リアキャリアのホイールの中心近くに取り付けるバッグ。フロントキャリア,リアキャリアにサイドバッグ用の枠が必要。
サイドフォース タイヤの接地面に働く力のうち,進行方向に直角に働く力をいう。自転車が曲がるための基本的な力。復元力。
サイドプルブレーキside pull brake キャリパーブレーキの一種。インナーがブレーキを引く(アウターがブレーキを押す)作用点が横にあるブレーキ。ブレーキアーチは左右非対称。取付けが簡単で,最も広く使用されている形式。現在のロードレーサーはほとんどサイドプルブレーキ(の一種であるデュアルピボットブレーキ)が用いられている。
サコッシュ ロードレースで使用されるたすき掛けにする袋。食料や水筒などの補給物資を入れて選手に手渡す。
サスペンションsuspension マウンテンバイクに用いられるホイール−フレーム間のショック吸収装置。フロントホイール用とリアホイール用がある。舗装路ではサスペンションの動きがエネルギーロスになる。舗装路主体のツーリングでは用いられない。
サドルsaddle サドルは乗馬に使われる「鞍」の意味。腰を乗せ,姿勢を安定させる機能を果たす。サドルがないと,ハンドルから手を離すことはほぼ不可能。
サドルバック サドルの後ろにつけるバッグ。大きなサドルバッグを使う時はサドルバッグサポーターを使う場合もある。
山菜 山岳サイクリングの意。山のシングルトラックを走り,担ぎ,変化に富んだコースを楽しむことを目的とする。
サンツァー sun tour シュパーブシリーズやサイクロンシリーズなどの名機を生産していた自転車の部品メーカーの一つ。シマノと並ぶ国産の部品メーカーだったが,その後のヒット商品を出せずに倒産,栄輪業の資本援助を経てSRサンツアーとなったが現在ではSRサンツアー台湾を残すのみとなってしまった。
シートアングル 水平線とシートチューブの角度。ペダル位置とサドル位置の関係を決める要素の一つ。前よりのサドル位置は回転重視のペダリング。後ろよりのサドル位置はトルク重視のペダリング。
JISD9101自転車用語には,「シート角」自転車を平たんな地上面に供用状態で直立させたとき,地上面と立パイプ又は立パイプに相当する部材の中心線とがなす角度,との定義がある。
シートステイ seat stays リヤエンドからシートチューブ上部まで伸びている2本のパイプ。チェンステイとともにリアホイール(後輪)を支える
シートステイブリッジ 左右のシートステイをつなぐパイプ。後ろ三角の強度・剛性を高める。マッドガードを取り付ける。サイドプルブレーキを取り付ける。
シートチューブseat tube フレームのボトムブラケットシェルとシート部を結ぶパイプ。シートチューブにシートピラーを差し込んで止める。立パイプ,立チューブとも呼ばれる。
シートバンド シートポスト(シートピラー)をシートチューブに取り付ける金具。
シートピラーseat pillar サドルをフレームに固定するためのパイプ状の部品。シートポスト (seat post)とも呼ばれる。ピラーとも略される。シートチューブ内径と同一サイズのシートピラーを使う必要がある。26.8mm,27.0mm,27.2mm等の0.2mm単位でサイズがある。現在は27.2mmが主流。ピラーのフレームへの固定位置を上下させることでサドルの高さを調整する。 サドル取り付け部でサドル位置の前後,角度の調整ができる。
シートピラーバッグ シートピラーの取り付けるバッグ。専用のアダプタをシートピラーに取り付け,バッグの金具をアダプタにセットして取り付ける。荷重をシートピラーだけで支えるのであまり大きなバッグは取り付けられない。
シートピンseat post bolt シートピラー(シートポスト)をシートチューブに固定するためのボルト類。MTBではクイックレリーズが使われることも多い。ロードレーサーではボルト&ナット。
シートラグ トップチューブ,シートチューブおよびシートステイの接合部に用いられるラグ。
シールドベアリング カップアンドコーンの分解可能・調整可能ベアリングではなく,一体型(分解不可・調整不可)のベアリング。ボトムブラケットに用いられる。今後はハブやヘッド小物にも採用されていくのかもしれない。
直付け braze on ブレイズドオンとも言う。ブレーキ等の部品をフレームに取り付けるための小物をフレームにロウ付けすること,またはロー付けされた小物。ブレーキ台座,Wレバー台座,ボトルケージ台座,アウターストッパ,マッドガード隠し止め,ポンプペグ,チェンフックなどがフレームに直付けされる。
シクロクロスcyclo cross 1.舗装道路,田舎道,林道や牧草地を含んだ1周1.5〜2.5km以上のコースを周回するレース。
2.(1.の)シクロクロス用の自転車。ロードレーサーベースの自転車が使われる。ドロップハンドル,太めのチューブラータイヤ/クリンチャータイヤ,ブレーキには泥詰まりを避けるためカンティブレーキが用いられる。ハンドルバーから手を離さずに変速できるようにバーエンドコントロール等が使われる。
3.ロードレーサーベースのツーリング向けの自転車(1.,2.とは直接の関連はない)。タイヤは太めのクリンチャー,カンティブレーキではなくデュアルピボットブレーキが使われることが多い。
舌付きワッシャーlip washer 玉押しとロックリングの間に入れられるワッシャーで,シャフトに切られた溝にはまるようにワッシャーの内側に突起が出ている。スレッド式ヘッドにおいて,ステアリングコラムに切られた溝にはまる舌付きワッシャ、ハブのシャフトに切られた溝にはまるワッシャがある。
下パイプ ダウンチューブ
下ブリッジ チェンステイブリッジ
シッティング 座って(サドルの上に腰を乗せたままで)ペダリングすること。ダンシングと対比して使われる。
自転車 道路交通法第2条の定義によれば「ペダル又はハンドル・クランクを用い、かつ、人の力により運転する2輪以上の車をいう。」になりますが,3輪車は自転車、は意見が分かれるところかもしれません。タンデムは自転車、は異論はないでしょうか?。
自転車競技cycle race,cycle game 自転車を用いる競技。トラックレース,ロードレース,MTBレース,シクロクロス,バイシクルトライアル,サイクルサッカー,サイクルフィギュア等がある。
自転車保険 自転車乗用中の傷害保険(自分のケガの保障),賠償保険(他人の死亡・障害・傷害・損害の保障)を組み合わせた保険。
シフトアップupshift 高いギヤ比に変速すること。前のギヤでは大きなギヤに,後のギヤでは小さなギヤに変速すること。
シフトダウンdownshift 低いギヤ比に変速すること。前のギヤでは小さなギヤに,後のギヤでは大きなギヤに変速すること。
シフトレバー(変速レバー) 変速(ギヤチェンジ)するためのレバー。このレバーでワイヤーを引いて(移動させて)ディレーラーを操作する。前後の変速機用に別の2つのレバーがある。通常右が後用,左が前用。取り付け位置はフレームやハンドルの両端,ブレーキレバーに内蔵など様々。ブレーキレバーに内蔵しているエルゴパワー(カンパ)・STIレバー(シマノ),ハンドルの両端に付けるバーエンドコントロール,グリップ部分をまわして変速するグリップシフト等がある。
シフトワイヤー →ディレイラーワイヤー(人間が行なう操作はシフト,自転車がギヤからチェーンを外すのがディレイラー。シフトワイヤーでも誤りではないが,ディレイラーワイヤの方が馴染みがあるので)。
シマノshimano 島野工業株式会社(本社:大阪府堺市)。世界最大の自転車パーツメーカー。一般的には釣具メーカーとしても知られる。
締め付けトルク ボルト,ナットを締める強さ。単位はNm(ニュートンメートル)。自転車整備,調整の大切なポイント。ボルト,ナットの固定の強さは使用中に緩まず,緩めたい時に緩められるトルクである必要がある。取扱説明書に「締め付けトルク50Nmで締め付けてください。」と記載されていれば0.2mの工具で締め付けるときは250N(=50Nm/0.2m)つまり約25kg(1kg-f=9.8N)の体重をかけて締め付ける。
ジャージjersey 自転車競技用ウェア。ロード用のものには背中にポケットが付いている。大規模なステージレースではポイントリーダーを識別するために使われる。黄色のマイヨジョーヌ(ツール・ド・フランス),ピンク色のマイヨローザ(ジロ・デ・イタリア)などが有名。そのほかに虹色のアルカンシェルは世界選手権者にのみ着用が許される。
車種 自転車の種類。自転車の使用目的により様々な種類の自転車がある。競技用の自転車。ツーリング用の自転車。アウトドアライフのツールとしての自転車。日常生活のための自転車・・・。
車輪wheel ホイール
シュー ブレーキシュー
シュレーダーバルブschrader valve チューブに付くバルブで米式のもの。米式バルブともいう。自動車にも用いられている。MTBで使われることが多い。空気圧測定可能。空気圧の微調整も可能。高圧には不向き?。
ショートケージ リヤディレイラーの2つのプーリーを囲う籠(cage)。ガイドプーリーとテンションプーリー間の長さが短いものを「ショートケージ」と呼ぶ。チェーンの弛みを吸収できる範囲が小さい。ロードレーサー等に用いられる。
シングルテーパー シートステーやチェンステーの様に,パイプがしだいに細くなっているもののこと。両端が細いのをダブルテーバーという
シングルパテッド パイプの一方の端だけが肉厚になつているフレームパイプのこと。両端とも厚いものはダブルバテッドと呼ばれる。
スケルトン 骨格という意味。自転車の場合,フレーム製作のための寸法や角度の入った線図。フレームの寸法や角度,形状などの総称としても用いられる。
スタッガード フレームの形状のひとつ。トップチューブがシートチューブの中間で接合されているもの。ダイヤモンドのトップチューブを下げたもの。
ステアリングコラムsteerer 左右のフォークブレードをクラウンを介して接合しているパイプ。フォークステムとも呼ばれる。ヘッドチューブの内側にある。ステアリングコラムとヘッドチューブにヘッド小物を取付けてステアリング機能を有する。ステアリングコラムにステム・ハンドルバーを取付けステアリングする。
ステイ マッドガードをフレームに取り付けるための金属性の棒。タイヤとマッドガードの間隔を均一かつ一定に保つ。 U字型のものが多く用いられる。松葉型のものもある。アルミ製または鉄製で太さは4mm,5mm等がある。
ステムstem ハンドルをフレーム(ステアリングコラム)に固定するための部品。ハンドルポスト (handle post)とも呼ばれる。自転車の乗車姿勢(ハンドルの高さ,前後)を決める重要な部品。様々なサイズがあり,ステムの長さ,角度を調整してライディングポジションを設定する。ハンドルを固定する部分(クランプ)の取付角度を変えることによりハンドル角度を調整できる。スレッド式のステムではステアリングコラムに差し込む長さを変えることによりハンドル高さを調整する。アヘッド式のステムではステムの上下に入れるスペーサーを入れ替えてハンドル高さを調節する。自転車のステアリングクラム径に合ったステムを使う必要がある。 ハンドルを固定する部分(クランプ)には,メーカー,製品よりいろいろなサイズ(直径25.4mm,25.8mm,26.0mm等)がある。ステムのクランプ部とハンドルバーのサイズは一致している必要がある。
ステンレスstainless steel 鉄にニッケル,クローム等を添加して耐食性を高めた合金。代表的な18-8ステンレスはクローム18%,ニッケル8%を含む。
ストレート ドロップアウト エンドstraight dropout end エンドの一種。後ハブ軸の入る溝がほぼ真下に向いているエンド。ツーリング用自転車に多く用いられる。ストドロとも略される。 マッドガード取付用,キャリア取付用のダボが設けられることが多い。
スネークバイトsnake bite リム打ち
スピナッチ チネリが開発したドロップハンドルに取り付けるクリップバーの一種。普通のハンドルをDHハンドル風に使用することが出来る。
スプリントsprint トラック競技の一つ。2名の選手が同じスタートラインから同時にスタートし,競技場を2周し先着した選手が勝者となる競技。作戦上停止したりする駆け引きがみもの。タイムは最終ハロン(200m)を計測する。タンデム(2人乗り)もある。スクラッチとも呼ばれる。
スプロケットsprocket チェーンと組合せて駆動力を伝達する歯車。日本語では後ろの歯車を指す(前のsprocketはチェンリング)。変速性能向上のため変速ポイントが刃先のカッティングによって決められるため,8〜10枚のスプロケットがセット(カセットスプロケット)になっている。カセットスプロケットはカセットと略されることもある。
スプロケット外しchain whip スプロケットのロックリングを外す時にスプロケットが動かないようにスプロケットを保持する工具。
スポークspoke 自転車のホイールの構成部品。リムとハブをつなぎ,ホイールを形成する線状の部品。太さは#14(2.0mm),#15(1.8mm),#16(1.6mm)などがよく使われる。両端が太く,中間が細いバテッドスポーク(#14/#15等)もある。長さはリムの大きさや組み方により異なる。材質はステンレスのものが多く使われる。鉄製のものもあるが錆びやすい。
スポーク張力 車輪を構成するスポークの張力。低いと柔らかいホイールになり,高いと堅いホイールになる。
スポークレンチ ニップル回し
スポルティーフ 快走(高速ツーリング)を目的にフランスで生まれた自転車。ロードレーサーとランドナーの中間的な車種。ランドナーに比べると高めのギヤ比,細めのタイヤ,小さめのキャリア(荷物が少ない)が用いられる。マッドガードを備えることが多い。タイヤはロードレーサーと同サイズの700Cが多い。ブレーキはサイドプルまたはセンタープルが多く使われる。
スリックタイヤslick マウンテン用のタイヤで,ブロックの無い物。舗装路でのころがり抵抗が低減される。グリップ力も向上する。
スレッド式ヘッドthreaded headset ヘッド小物の取付方法の一つ。ステアリングコラムに切られたネジ(thread)にねじ込んだ上玉押し+ロックナットでヘッド小物を固定する形式。アヘッドではステアリングコラムにネジはなく,アヘッドステムがヘッド小物を固定している。アヘッドに対して従来のヘッドはスレッド式ヘッドと呼ぶ。
スレッドレス式ヘッドthreadless headsets アヘッド
スローピングフレーム トップチューブが前上がりに傾斜しているフレーム。スローピングフレームと対比してトップチューブが水平なフレームをホリゾンタルフレームとも呼ぶ。
セーフティレバーsafety levers ドロップバー用のブレーキレバーに取付け,ドロップハンドルの手前の部分(水平部分)を握っていてもブレーキが掛けられるようにしたブレーキレバー。現在は生産されていない?。
センターギヤ チェンリングが3枚(トリプル)の時,真ん中に位置するチェンリング。センターと略されることもある。
センターゲージdish Stick ホイールのセンターが出ているか(エンドの中心にリムがあるか)を調べる工具。ハブのロックナットとリムの相対位置を左右で調べて違いによりセンターが出ているかを判断する。。
センタースリックタイヤ 接地面の中央部が溝のないパターン(スリックパターン)のタイヤ。
センタープルブレーキ center pull brake キャリパーブレーキの一種。インナーケーブルが左右のアームに均一に働くものをいう。ブレーキの2本のアームがそれぞれ独立した支点をもつ形式。広い意味ではカンティレバーブレーキもセンタープルブレーキの一種といえる。
センチュリーcentury 100マイル(160km)を走るイベント。レース(他人に勝つ)ではなく自らに勝つことを目的として行われる。タイム上位者の表彰などは行われない。
セントラルステイ タンデム車のフレーム形状のひとつ。ダブルダイヤモンドにセンターステイをいれたもので,一番丈夫。トラックレーサーのタンデムによく使用される。
ダート 舗装されていない道路。
タイコ ブレーキや変速機用のインナーワイヤーの先端に付けられている金属製のストッパー。ブレーキレバー,変速レバーはこのタイコでワイヤーを引く。メーカーや使用する部品によって形状や大きさが異なる。
ダイナモdynamo 発電機。ライトの電源として使う。タイヤサイド,リム,トレッド(ダイナパワー)で発電機のローラーを回して発電する。ハブ内蔵(ハブダイナモ)のものもある。人間の出力を電力に変換しているので,走行抵抗が増えることは避けられない。バッテリー式のライトが用いられる場合もある。
タイムトライアルtime trial 一人ずつスタートして走行時間で争う競技。
タイヤtire 路面と接する唯一の部品。走行性能に大きな影響を及ぼす。空気入りゴムタイヤが一般的に使用されている。タイヤが空気圧を保つことにより走行抵抗を減少させ,路面からのショックを吸収している。空気圧が不足すると(タイヤの変形が増え)走行抵抗は増加し,ショックの吸収は良くなる。リム打ちによるパンクの可能性も増大する。タイヤには直径,太さ,トレッドのパターン等により多くの種類がある。
タイヤパッチ タイヤがパンクした時に,穴をふさぐために貼るあらかじめ接着剤が付けられているゴム状のシート。
タイヤビードbead タイヤの両端に埋め込まれるワイヤ。ビードとも略される。ワイヤがリムから外れないことによりタイヤが機能を発揮する。多くは鉄製ワイヤ(撚り線)が使われる。ケブラー繊維が使われるタイヤもある。
ダイヤモンドフレームdiamond frame フレーム形状のひとつ。現在スポーツ車では最も多い。三角形を基本とした最も代表的なフレーム型式て,スポーツ車はほとんどこれを採用している。
タイヤレバーtire lever タイヤをリムから外す時に使う工具。タイヤを外すときには先端の凹みでタイヤのタイヤビードをひっかけて外す。ほとんどのタイヤはリムに入れるときにタイヤレバーを必要としない。最後にリムにはめこむ部分の反対側のタイヤビードがリムの底にちゃんと落ちている(はめこむ部分にワイヤの余裕が大きくなる)ようにして端からタイヤビードをリムをクリアさせていけばいい。どうしても入らない場合はタイヤレバーと用いる。タイヤレバーでチューブを傷つけることのないようする。タイヤレバーの先端の凹みをリムの縁にかけてタイヤを指で押し込んで入れる。
ダウンチューブdown tube ヘッドチューブ下部と,ボトムブラケットシェルをつないでいるパイプ。下パイプとも言う。
ダウンヒルdown hill 1.坂を下ること。下りのコース。
2.MTBレースの一つ。未舗装路の下りのみのコースでタイムを競うレース。DHと略される。
ダブル 前のギヤ(チェンリング)が2枚あること。
ダブルナット 2つのナットをお互いに締め合わせて固定すること。ベアリング部の玉押しの固定等に用いられる(玉押しとロックナットを締め合わせている)。
ダブルバテッド double butted 管またはスポークなどの力のかかる両端を厚く(太く)してあるもの。片方だけ厚く(太く)してあるものをシングルバテッドという。
ダブルレバー(Wレバー) ダウンチューブに取り付けられる変速レバー。前後の変速機用の左右のレバーを合わせてWレバーという?。
立ち漕ぎ ダンシング
立パイプ シートチューブ
玉当たり ベアリングを使用しているヘッド,ハブ,ペダル,ボトムブラケットなどでのワン・玉押しとベアリングの接触状況。(緩すぎず)ガタがなく(固すぎず)スムーズに回ること。
玉受け ボールベアリングを保持する部分のうち固定側。玉受け(カップ)と玉押し(コーン)はともにベアリングを保持し,軸受けを構成する。玉当たりを調整する回転部を玉押しとよぶ。
玉押し ボールベアリングを椀(わん)に押さえつけているもの。「椀と玉押し」は「カップ&コーン」とも呼ばれる。 回転部の軸受けを構成している部品で,ベアリングと直接接触し軸受けを構成する部分のこと。 固定されているベアリング受けの部分をワン,ネジで玉当たりを調節する方を玉押しと呼ぶ。
ダンシングdancing 登りや加速のときにサドルから腰を上げてペダリングすること。ロードレースでは多用される。
団体追抜競技team pursuit トラック競技の一つ。ホームストレッチとバックストレッチから2チーム(1チーム4人)の競技者が同時にスタートし,対戦相手を追い抜く競技。多くの場合,半周ごとに先頭の競技者がバンクの上に上がり下がって最後尾に付いて先頭交代する。4000mで行われる。追い抜けなかった場合は,4人のうち3人目がゴールに到着した時点のタイムを競う。男子のみの種目。
段付スポーク(バテッドスポーク) 力のかかる両端部(スポークの折損はほとんどが両端部で発生)の外径を太<し,力のかからない中間部を細くしたスポークのこと。 #14/#15(2.0/1.8/2.0mm),#15/#16(1.8/1.6/1.8mm)などがある。
タンデムtandem 2人乗用の自転車。2人でペダリングし,ステアリング・ブレーキングは前の人が行う。出力が2人分になるが空気抵抗はほとんど変わらないため平地では高速巡航が可能。登りでは2人のペダリングリズムを合わせるのが難しい(らしい,私は乗ったことがない)。
JISD9101自転車用語では,「タンデム車tandem bicycle」複数の座席をもち,複数の乗員が前後一列に乗って同時に駆動できる2輪の特殊自転車,との定義がある。
チームスプリントteam sprint トラック競技の一つ。1チーム3名で編成され,3周のタイムトライアルで競われるレース。それぞれの選手が1周回ずつ先頭を引いた後にチームから離れ,最後の1人がゴールしたときのタイム(3周の完走タイム)の優劣によって勝敗が決まる。
チェンジ 変速すること。変速装置(ディレイラーとシフトレバーとワイヤケーブル)を意味することもある。
チェーンchain ペダル踏力により生み出された駆動力をチェンリングからスプロケットに伝える部品。チェーンは乗り手の脚力をホイールに伝える役割を担うと同時に,多段のギヤに掛け替えられることにより変速をする(回転数とトルクの組合せを変える)という役目も負う。
チェーンステイ chain stays リアエンドとボトムブラケットシェルを結ぶ左右2本のパイプ。
チェーンリングchainring 前のギヤ板。PCD(Pitch Circle Diameter),ボルト数(4,5,6がある)が同じならば交換は可能である。チェンリングのセット(ダブル,トリプル)には変速性能向上のためにチェーンを引っかけるピンを打つ,ギヤ刃先をカットする,クランクに対するチェンリング位置を固定する等が行われている。セット以外の組合せでは変速性能が低下することが多い。
チェーンコネクタ チェーンをチェーン切りを使わずにワンタッチで脱着できる特別なチェーンの部品。
チェーンステイブリッジ 左右のチェーンステーをボトムブラケットシェルの後ろでつないでいるパイプ。マッドガードを取り付ける。ロードレーサーでは省略されることが多い。
チェーンフック 右シートステーの内側に取り付けられたチェーンを引っかけるための出っ張り,またはフック。後輪を外したときにチェーンを弛ませないように引っかけておくためのもの。
チェーンホイールchainwheel フロントのギヤのこと。クランクとチェンリングを合わせてチェンホイールと呼ぶ。ギヤクランク,クランクセットとも呼ばれる。
チェーンラインchain line チェンリングの中央とスプロケットの中央を結ぶ線。フレーム中心面に平行であることが望ましいが,ギヤチェンジに影響がなければ気にする必要はない。
JISD9101自転車用語には,フリーホイール(又は小ギヤ)の歯厚又は組立幅の中心とギヤ板の歯厚又は組立幅の中心をつなぐ線,の定義がある。「前チェーンライン寸法」クランク軸の中心線上で,チェーンラインから自転車の基準中心面までの距離,「後チェーンライン寸法」後車軸の中心線上でチェーンラインから自転車の基準中心面までの距離,の定義がある。
チェーン切り チェーンの外側プレートに嵌合されているリンク部のピンを押し込んで,チェーンを切ったり,つないだりする工具。直接ピンを押し込む部分は「矢」と呼ばれる。
チタンtitanium 鋼に似た金属光沢をもつ灰白色の固い金属。軽くて錆びず硬くて強い。空気中で加熱すると酸化してしまうので,不活性雰囲気中(アルゴン等)で溶接する。
千鳥(ちどり)yoke カンチブレーキに使われるアーチブレーキを引き上げる金具。カンティやセンタープルブレーキで,アーチワイヤーと,ブレーキワイヤーを繋ぐ小物のこと。いろいろな形状の千鳥がある。
チューブtube タイヤの内側にあるゴム製のドーナツ状の袋。逆止弁(バルブ)から空気を入れ、チューブとバルブが空気圧を保つことによりタイヤは機能を発揮する。
チューブラータイヤtubular tire タイヤの内側にチューブを包み管状に縫い合わせたタイヤ。ロードレーサー,トラックレーサーに使用される。ロードレーサーではチューブラータイヤの他にクリンチャータイヤも用いられている。リムセメント(接着剤)でリムに貼りつけて使用する。パンクした場合は、タイヤを縫製している糸を切って、中のチューブを取り出しパンク修理したのち再び縫い合わせる必要がある。最近は修理されることなく廃棄される場合が多い。
チューブラーリム チューブラー用のリム。パイプリムとも呼ばれる。リムセメント(接着剤)を塗ってチューブラータイヤを固定する。スポークの穴数は28H、32Hが多い。
ツーリングtouring 自転車で旅をすること。本ホームページのメインテーマ。
ツーリングバッグtouring bag 自転車ツーリングに使うバッグ。自転車に取り付けて使う。フロントバッグ,サドルバッグ,パニアバッグ,サイドバック等がある。
ツーリング車touring bicycle 自転車旅行用の自転車。多様な走行条件に対応できるようにワイドなギヤ比,マッドガードを装備することが多い。荷物の量に応じたキャリアを備える。
突き出し長さhandlebar stem extension length JISD9101自転車用語では,ハンドルステムの操だ軸中心線とハンドルバークランプ部の中心線との距離,と定義されている。
→エキステンション
ディグリーザー 油性の汚れを落とすクリーナー。
ディスクブレーキdisk brake ブレーキのシューをリムに押し付けるのではなく,ハブに取り付けられたディスク(金属製の円盤)を両側からブレーキパッドで挟み制動するブレーキ。リムを挟むキャリバーブレーキより泥詰まりしにくい。
ディレーラーderailer チェーンをギヤから脱線(derail)させて他のギヤに掛け替え,ギヤ比を変えて駆動トルクを変換する装置。変速機。前の変速機をフロントディレーラー,後の変速機をリヤディレーラーと言う。
ディレイラーレバー →シフトレバー(ディレイラーレバーでも間違いではないが,人間が操作するのがシフト,自転車がチェーンを外すのがディレイラー・・・・人間が操作するレバーはシフトレバーと呼ばれる?)
ディレイラーワイヤ ディレイラーレバーへの入力(変速位置)をディレイラーに伝えるワイヤケーブル。ディレイラーワイヤはブレーキワイヤのように大きな張力(制動力)を伝える必要はない。インナーワイヤは細めのものが用いられる(取り回しも比較的自由)。アウターケーブルには細い鉄線を円筒状に束ねたものも用いられる。
テールランプ 尾灯。
デモンタ方式 トップチューブとダウンチューブに設けたコネクタで分割できるフレーム。輪行が簡単に行える。コネクタ部分(補強を含む)の重量が増加する。
JISD9101自転車用語には,「分割車separable cycle」フレームが分割できる機構の自転車,の定義がある。
デュアルコントロールレバー 変速シフト機能を組み込んだロードレーサー用のブレーキレバー。ブレーキレバー(ハンドル)から手を離さずに変速操作をすることができる。シマノが最初に開発した。 シマノの製品はSTIレバー。カンパニョロの製品はエルゴパワーと呼ばれる。
デュアルピボットブレーキ dual pivot キャリパーブレーキの一種。サイドプルブレーキの一種ともいえる。インナーが引くキャリパー(もう片方はアウターが押すキャリパー)の支点がブレーキ取付けボルトではなく、ブレーキの反対側にある。アーム長が大きくなるので、シューの動きが小さくなる。ブレーキインナーとブレーキアウターの動きの違いを反映していると考えられる。
テンションプーリー tension Pulley リアディレイラーのプーリーのうち下に位置するプーリー。変速によるチェーン長さの変化(弛み)を吸収する。→ガイドプーリー
トップ スプロケットのうち一番外側の一番小さいスプロケット。
トップチューブtop tube 自転車フレームで上側にあるパイプ(チューブ)。ヘッドチューブの上部とシートチューブ上部を接合するパイプ。トップチューブの長さは腰の位置(サドル)とハンドルの位置(ハンドルバー)間の長さを決める要素。
トップノーマル high-normal 変速レバーでワイヤーをゆるめたとき,チェーンがトップギヤにかかる方式。ローギヤにかかる方式はローノーマルという。通常リヤディレーラーはトップノーマル,フロントディレーラーはローノーマル。MTB用リアディレイラーにはローノーマルのものが作られるようになった。フロントディレイラーにも歴史的にはトップノーマルのものが存在した。
ドミフォン トラック競技の一種。自動二輪に乗るペーサーと自転車のライダーが2人で1組となり周回する競技。コンビネーションが重要とされる。自転車も特殊で空気抵抗を少なくするためにペーサーに近づけるようにフロントホイールが小さく,巨大なフロントギヤを使用する。
トライアスロンtriathlon 水泳・自転車・長距離走の3つを続けて競う競技。ハワイのオアフ島のラフウォータースイム(3.9km)、センチュリーライド(180km?)、ホノルルマラソン(42.195km)を続けてやることから始まった、らしい。オリンピックではスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmで行われる。
トラックエンド エンドの一種。後ハブ軸の入る溝が後方に口を開いているエンド。正爪とも言う。トラックレーサーに用いられる。日本の多くの日常生活用自転車の後ホイールも外しにくい正爪。なぜ,こんなことになったのだろう,と私は思う。
トラックレーサーtrack トラック競技に使用される自転車。ギヤはシングル固定。ブレーキはない。タイヤはチューブラー。チェンリング,スプロケット,チェーンも太めの1/8inchサイズのものが使用される。
JISD9101自転車用語では,「トラックレーサ」専ら自転車競技場内における競争用として,競技種目に合わせて設計された2輪の特殊自転車(備考1:一般に前傾乗車姿勢用ハンドル,足固定装置付きペダル及びチューブラータイヤを装備する。備考2:競技規則によって仕様上の基準,制約があり,基本的には手による推進機構,空気抵抗低減装置の付加,並びにちょうナット,フリーホイール及びチェンジギヤ装置の使用が禁止されている。)との定義がある。
トラック競技truck race 自転車競技場の周回走路で競う自転車競技。
トリプルtriple 前のギヤ(チェンリング)が3枚あること。
トレッドtread タイヤの地面に接する部分。ブロックパターン,ラインパターン,スリック等の種類がある。
トレールtrail JISD9101自転車用語では,自転車を平たんな地上面に供用状態で直立させたとき,前車輪軸中心線の地上に投影した線から操だ軸の地上面との交点までの距離,と定義されている。
ドロップハンドルdrop ランドナーやレーサーに使われるハンドルで,いくつかの乗車姿勢をとることができる。
泥除け マッドガード
ドロヨケステー ステイ
内装変速機 後ハブ内に内蔵された変速機。3段、5段、7段、8段(シマノインター8)がある。
内蔵処理 変速・ブレーキワイヤーなどを,フレームの内部を通す処理。フレーム内部にガイドパイプをロー付けする。ワイヤー類が露出しないためすっきりとした仕上がりになる。ワイヤー抵抗・フレーム重量が大きくなる。
ニップルnipple スポークをリムに取り付けるための細長いナット。スポークのリム側(ネジを切ってある)に取り付けてリムのスポーク穴に止める。表面は四角に面取りされていてニップル回しを使ってスポークのテンションを調整する。 頭部にはドライバー用の割りがある。真鍮製のものが多い。アルミ製のものもある。
ニップル回しnipple wrench スポークをリムに取り付けるための細長いナット(ニップル)を回すための専用工具。ニップルレンチとも呼ばれる。ホイールを組むときや,ふれ取りを行うときに使う。サイズの合わないニップル回しを使って,ニップルをなめてしまわないように注意。
バーbar ハンドルバー
バーエンドbar ends ハンドルバーの終端にはめるプラスチック製のキャップ,プラグ。バーエンドでの転倒時等の傷害を防ぐ。バーテープを止める場合もある。
バーエンドコントロールレバー(バーコン)barcons ハンドルバーの両端に取り付ける変速レバー。バーコンとも略される。ハンドルから手を離さずに操作できる。近年ではDHハンドルの先端に使われることが多い。
バースト チューブが破裂すること。チューブを交換するほかない。
バーテープhandlebar tape ハンドルバーの滑り止め,保護のために巻くテープ。
ハードテイルhardtail マウンテンバイク等においてサスペンションを前だけに備えるもの。
廃線派 鉄道の廃線跡を訪ねることを追求するサイクリスト。
ハイテンション鋼high tensile strength steel 高張力鋼。炭素鋼。比較的安価なフレームに使われる。
パスハンター 未舗装の峠道を越える走り方用の自転車。山道を担ぐことも考慮されている。取り回しの容易さからフラットハンドルが用いられることが多い。キャリア,マッドガードはないことが多い。近年はマウンテンバイクが用いられることが多い。
パスハンティング 峠を越える走り方。
8本組 スポークの組み方の一つ。4交差、4クロスとも呼ばれる。 フランジの1本目と8本目が交差する。
バテッドbutted 段付き加工。
パニアバッグpannier フロントキャリア,リアキャリアの上から左右に振り分ける形式のバッグ。左右のバッグはキャリアに載せる布でつながっている。パニアバッグ。サイドバッグよりは重心が高い。
ハブ hub ホイールの中心にある部品。ベアリングによりハブシャフト(フレームに固定)の回りをフランジ部(スポークを通じてリムにつながっている)が回転する部品。スポーツ車用のハブには中空シャフトが使われクイックレリーズハブとなっている。
ハブスパナ ハブのロックナット,玉押しを締め緩めする薄いスパナ。13mm〜16mm程度のものが使われる。
はめ合わせ限界標識minimum insertion mark ハンドルステムやシートピラーの必要最小限のはめ合わせ長さを示す刻印。
バルブ valve チューブに空気を入れるための逆止弁(空気は入るが出ない一方通行の弁)。ウッズバルブ(英式),フレンチバルブ(仏式),シュレーダーバルブ(米式)の3種類がある。
ハンガー ボトムブラケット
ハンガーノック サイクリング中に空腹が原因で突然からだ中の力が抜け走れなくなること。血液中の血糖が低下することによりおきる。食べるとウソのように回復する。
ハンガー下がり ボトムブラケットハイト。前後ホイールの中心を結ぶ線からのボトムブラケットまでの長さ。
JISD9101自転車用語には,「ハンガー下がり」自転車を平たんな地上面に供用状態で直立させたとき,後車軸の中心線を通り地上面に平行な面からクランク軸中心線までの距離」の定義がある。アレマ,前後のホイールを結ぶ線じゃなくて,後車軸を通る地面と平行な線なんだ。
ハンドルhandle ハンドルバー
ハンドルステム,ハンドルポストhandlebar stem ステム
ハンドルバーhandlebar 自転車のハンドルは棒(bar)状のものが用いられるのでハンドルバーと呼ばれる。ハンドル,バーとも略される。かじをとり,バランスをとる操縦装置であると同時に,乗車時の乗員の体重を支え,身体を支持する。ハンドルバーの位置(ステムのサイズ等),形状はライディングフォームを決める重要な要素。
ビード タイヤビード
引き足 ペダルを「踏む」だけではなく,ペダルを引き上げる時にもペダルに力を加えること。自転車を効率的な乗り方は,「ペダルを踏む」ことではなく,「クランクを回す」こと。踏み足,引き足だけではなく,押し足,戻し足も必要である。
引上ボルト スレッド式ヘッドに使われるステムでは臼をボルトで引き上げてステムをステアリングコラム内面に固定している。臼を引き上げるボルトを引上ボルトとよぶ。このボルトでステムの取付け取外しを行う。
ピストpista フランス語で自転車専用競技場(トラック競技場)。バンクとも呼ばれる。日本では1周333m,1周400mの競技場が多い。トラックレーサーを指す場合もある。
ヒルクライムhill climb 1.山や丘を登り,その所要時間を競う競技。
2.坂を上ること。上りのコース。
ビンディングペダル シューズを固定できるペダル。シューズに付けたクリートと呼ばれる金具をペダルのビンディング機構が掴んでシューズをペダルに固定する。足首を外側にひねるとクリートがビンディング機構から外れ,シューズがペダルから外れる。シマノのSPD等。
フィキシングボルトfixing bolt クランクをクランクシャフト(BBシャフト,ハンガーシャフトともいう)に取り付けるためのボルト。
ブースター 左右のカンティブレーキ台座を結ぶ馬蹄形の補強プレート。Vブレーキに用いられる。ブレーキの反力でシートステイ,フォークブレードが変形するのを防ぎ,より強力な制動力を得るために用いる。
プーリーpulley リアディレーラーが駆動されている(動いている)チェンを動かすための歯車。上がガイドプーリー,下がテンションプーリー
フォークfork フロントフォーク
フォークオフセット ステアリングコラム(ヘットチューブ)中心線から前ホイール中心までの長さ。オフセットとも略される。フォークオフセットが長いと直進安定性が高く,フォークオフセットが小さいとクイック(敏感な)ハンドリングになると言われている。これは私の実感からも正しいように思われる。
JISD9101自転車用語には,「ホークオフセット」ホークステム中心線と前車輪軸中心線との距離,との定義がある。
フォークエンド fork end エンド
フォーククラウン クラウン
フォークステム ステアリングコラム
フォークブレードblade フォークのホイールを支持するパイプ。フロントエンドからクラウンまでのパイプ。
フォールディングバイク(折り畳み自転車)folding bicycles 工具を使わずに簡単に折り畳める自転車。BD-1とブロンプトンが代表だろうか。折り畳んだ時のコンパクトさのために小径ホイールが用いられる。小径ホイールのデメリット(ショック吸収性が悪い)を補うためにサスペンションも使われている。
JISD9101自転車用語には,「折りたたみ車folding bicycle」フレームが折りたたみできる構造の自転車,との定義がある。
ブチルチューブ 合成ゴムの一種ブチルゴムで作られたチューブ。ブチルゴムは天然ゴムに比べて空気の透過性が低く,空気が抜けにくい。
プライヤーpliers 金属製のハサミ状の掴み具。ワイヤーを引っ張るときなどに使う。通常のメンテナンスで使うことはほとんどない。けっしてプライヤでナット・ボルトを回すことのないように。ナットやボルトの頭をなめてしまいネジの役目を果たさなくなる。
フランジflange ハブのスポークを取り付ける円盤状の部分。
フリーハブ freehub 後ろのハブ(リアハブ)でハブとフリー(下りで足を止められるようにする装置)が一体となったものをフリーハブと呼ぶ。現在はフリーハブが主流。
フリーホイールfreewheel スプロケットの回転はホイールに伝わるが,ホイールの回転はスプロケットに伝わらない後輪の機構。ホイールが回転していてもペダルを止められる。ペダルを逆に回してもホイールは逆転しない。フリーとも略される。ハブに組み込まれた「フリーハブ」が主流。フリーハブのフリー部にカセットになったスプロケットを取り付ける。
フリクションシフトfriction shifting 変速レバーの位置がインデックスにより決められていない変速レバー。摩擦力(フリクション)でどこでも止められるのでこの名がある。正しい位置に変速するためにはある程度の習熟が必要。
ブリッジ (シート/チェン)ステイをつなぐ短いパイプまたは補強板。シートステイブリッジとチェンステイブリッジの総称。
ブルベbrevet フランス語で認定。長距離を長時間かけて走り,それを認定する。最高峰はPBP1200km(パリ〜ブレスト〜パリの1200kmを90時間以内に走破する)。ACPが認定する公式プルベ(BRM)には200km/13時間30分、300km/20時間、400km/27時間、600km/40時間、1000km/75時間がある。
ブルホーンバーbull horn handlebar 牛の角のような形をしたハンドル。グリップ部が斜め上方に伸びている。
ブレーキbrake 制動装置。道路交通法では前後ホイールそれぞれを制動する2系統以上のブレーキを装備することが規定されている。リムを両側から挟むキャリバーブレーキ(サイドプルブレーキ,デュアルピボットブレーキ、センタープルブレーキ,カンティブレーキ,Vブレーキ),ハブに付けたディスクを両側から挟むディスクブレーキ,ハブに内蔵されるドラムブレーキ,コースターブレーキ(ペダルを逆方向に踏むとブレーキがかかる)等がある。
ブレーキシュー ブレーキのゴム(ブロック)がはめ込まれている船形の部分。
ブレーキレバーbrake lever ブレーキの制御を行うレバー。ドロップハンドル用のレバーとマウンテンバイクのフラットバー用のレバーに大別される。シフトレバーと一緒になったものはデュアルコントロールレバー(シマノではSTIレバー,カンパニョロではエルゴパワー)と呼ばれる。
ブレーキワイヤ ブレーキレバーへの入力(制動力)をブレーキ本体に伝えるワイヤケーブル。ブレーキ力を張力によりブレーキ本体に伝えるブレーキインナーと,ブレーキインナーの軌道を決めブレーキ反力をうけて圧縮されるブレーキアウターから構成される。制動力の大きな張力に耐えるためにディレイラーインナーに比べると太めのインナーワイヤが用いられる。ケーブルアウターは鉄線をらせん状に巻いてコーティングされたものが用いられる。
フレームframe 自転車を構成する各部品を正しい位置に保持する骨組み。フロントフォークを回転させてステアリング(操舵)機能を有する。フレーム自体の変形により路面からの衝撃・振動を吸収する。ペダリング時のフレームのウィップ(フレームの左右方向の捩れ)はペダリングに影響を与える。ウィップが少ないとフレームが堅い,大きいと柔らかいフレームと表現される。様々な形状がある。スポーツ用自転車で使われるフレームの多くはダイヤモンド型と呼ばれ,11本のパイプ(ヘッドチューブ,トップチューブ,シートチューブ,ダウンチューブ,ステアリングコラム,フォークフレード×2,シートステイ×2,チェンステイ×2)とボトムブラケットシェル,エンド,クラウン,シートステイブリッジ,チェンステイブリッジ等で構成されている。
フレームサイズframe size フレームの大きさを表す寸法。ボトムブラケット中心からトップチューブの上端までの長さ(c-tと表記される場合もある)。ボトムブラケット中心からトップチューブの中心線までの長さを用いる場合もある(c-cと表記される場合もある)。 乗員の身体の大きさ,用途などにより決定する。
JISD9101自転車用語には,クランク軸の中心から,立パイプ又は立パイプに相当する部材の上端までの距離,との定義がある。
振れ取り台 ホイールをセットしてリムの振れ(ハブシャフトに垂直な真円からのずれ)を計る工具。センター出し(真円がハブ中心に垂直か?)ができる振れ取り台もある。
ふれ取り 路面から受ける衝撃等によりホイールは変形して真円からずれる。その変形をふれ取りで取り除く。 ホイールをふれ取り台に固定して回転させるとリムが上下左右にふれる。ニップル回しでスポークを締め,緩めてスポークテンションを変えリム位置を移動させて真円に近づける。
フレンチバルブpresta valve チューブに付くバルブで仏式のもの。仏式バルブとも呼ばれる。高圧に耐えるほか,空気圧の微調整がやりやすく,空気圧の測定も可能であるので,主にスポーツ用自転車に用いられる。空気を入れる場合は,先端のネジを緩めてちょっと押込み、空気の通り道を確保(逆止弁の固着を解除)してから行う。
フロアポンプ 携帯用ポンプに対して地面に置いて使うタイプの空気入れ。圧力計つきのフロアポンプはタイヤ空気圧を維持管理するための必需品。ぜひ購入したい。
ブロックダイナモblock ダイナモとランプが一緒になったもの。ダイナモとランプを結ぶコードがないので,損失,故障が少ない。
ブロックタイヤknobby 接地面のゴムの形が複数の独立した塊(ブロック)が組み合わさった形のタイヤ。タイヤの接地面の彫が深いタイヤ(オフロード用)。舗装路では走行抵抗が大きい。
フロントエンドタブlawyer Lips, Lawyer Tabs マウンテンバイク等のフロントエンドにホイールの脱落を防止するために設けられる出っ張り。クイックレバーの使い方を知らないユーザーが(クイックレバーを締めないまま)走行中に前ホイールが外れて怪我をする事例から事故防止のために設けられた。クイックレリーズを発明したカンパニョロの叡智を水泡に帰す愚行だ,と私は思う。
フロントキャリアfront carrier 前のキャリア。サイドバッグやパニアバッグを取り付けるためのキャリアもある。
フロントセンターfront center ボトムブラケット中心から前のホイール中心までの距離
JISD9101自転車用語には,「フロントセンタ」自転車を平たんな地上面に供用状態で直立させたとき,クランク軸中心線から前車輪軸中心線までの距離,との定義がある。
フロントディレーラー 前のディレイラー。ダブル(2枚)またはトリプル(3枚)のチェンリングにチェーンを掛け替える。
フロントバッグ 前に付けるバッグ。フロントキャリアにのせハンドルバーにベルト等で取り付ける。フロントキャリア不要なハンドルバーだけに取り付けられる小型のフロントバッグもある。
フロントフォーク 前ホイールを支持するフォーク状のパイプ構造。フロントエンド,フォークブレード,クラウン,ステアリングコラムで構成される。フォークとも略される。 前ホイール,ステム,ハンドルバーとともに操舵部を形成する。振動や衝撃吸収の役割をはたす。
ふんどし リムフラップ
ベアリングbearing ball 回転する軸を受けとめる機構。自転車ではほとんどがボールベアリングである。
ペダルpedal 人間の足の力を自転車に伝えるクランクの先端に取り付ける部品。ハンドルバー,サドルともに人間と自転車の接点3つのうちの一つ。サドルとペダルの位置関係は走行中にほとんど変化しないので,サドル高さは自分に合ったセッティングが必要。
ヘッドアングル 水平線とヘッドチューブの角度のこと。操舵性,ハンドリングに影響する。ヘッドアングルが寝ていると直進安定性に優れ,立っているとクイックなハンドリングになると言われているが・・・・実証データはありません,私には。
ヘッドチューブhead tube フレームの前部分でトップチューブとダウンチューブをつないでフレームを組み上げているパイプ。中をステアリングコラムが通り,ステアリング軸を中心にもつパイプ。
ヘッドラグ ヘッドチューブとトップチューブの接合部に用いられるラグ,ヘッドチューブとダウンチューブの接合部に用いられるラグの総称。
ヘッド小物(ヘッドパーツ)headset 前フォーク(ステアリングコラム)をヘッドチューブに取り付ける部品の総称。 自転車操舵軸の軸受を形成する。上ワン,下ワン,上玉押し,下玉押し,リテーナー,舌付きワッシャー,袋ナットなどからなる。
ベロドロームvelodrome 自転車競技場
ホイール 車輪。道路を転がることにより移動に必要なエネルギーを小さくする人類最古の発明の一つ。自転車が自転車であるために最も重要な要素。自転車では2つのホイールが用いられる。タイヤ(チューブを含む),リム(リムフラップを含む),スポーク,ニップル,ハブ,(後輪の場合は+スプロケット)を使って組み上げる。
ホイールベースwheel base 前ホイール中心(前ハブシャフト)から後ホイール中心(後ハブシャフト)までの長さ。長いと直進安定性が良くなり,短いと機敏になると言われているが,実証データはありません,私には。
JISD9101自転車用語には,自転車を平たんな地上面に供用状態で直立させ,前ハブ軸の中心線及び後ハブの中心線をそれぞれ地上面に投影したときの両中心線間の距離,との定義がある。
ポイント トラック競技の一つ。50,000m程度の距離で行われる。周回数が多いものが勝ち。周回数が同じならばスプリントポイント周回でのポイント数で順位を決める。
ポタリング 散歩の意味。サイクリングよりも短距離、短時間の自転車散歩の意味。散歩用自転車の意味でも使われる。散歩用自転車はプロムナードとも呼ばれる。ハンドルはフラットが使われることが多い。厳しい使用条件ではなく,用途も狭く限定されていないので,いろいろなバリエーションの自転車が考えられる。マッドガード付きチェンケース付き固定ギヤの自転車も立派なポタリング車だと私は思う(誰が作るんだろう?)。
ボトムブラケットbottom bracket チェンホイール(ギヤクランクセット)をフレームに取り付けるための部品。クランクの回転軸を形成する。略してBBと呼ばれる。 ハンガーとも呼ばれる。ワン・ベアリング・クランクシャフトが一体となったシールド式のボトムブラケットが主流。ボトムブラケットはフレームのボトムブラケットシェルに取り付けられる。JIS規格(ボトムブラケットシェルの幅68mm,右ワンは逆ネジ)とイタリアン規格(ボトムブラケットシェルの幅70mm,右ワンも普通の右ネジ)がある。
ボトムブラケットシェル ボトムブラケットを取り付ける円筒上のパイプ。ダウンチューブ,シートチューブ,チェンステイを連結している。ラグ付きフレームではボトムブラケットラグが用いられる。
ボトムブラケット取り付け工具 シールドベアリングを使用したカートリッジ式のボトムブラケットを取付け・取外しをする工具。
ボトムブラケットハイト bottom bracket height 地面からボトムブラケット中心までの高さ。自転車の安定性やペダル最低地上高を決定する。コーナーリング時でのペダルと地面の間隔にも影響する。ハンガー下がり(前後のホイール中心を結んだ線からボトムブラケット中心までの長さ)で表現されることもある。
JISD9101自転車用語には,「ハンガ地上高さ」自転車を平たんな地上面に供用状態で直立させたとき,クランク軸の中心線から地上面までの距離,との定義がある。
ボトムブラケットラグ ダウンチューブチューブ,シートチューブおよびチェンステイの接合部に用いられるラグ。ボトムブラケットシェルを兼ねる。
ボトルbottle 水筒のこと。ロードレーサーやサイクリング車では走行しながら補給するために水筒を取り付けるのが普通。ダウンチューブまたはシートチューブに取付ける場合が多い。ダウンチューブに付けた方が、走行中に飲むのに便利だと思う。
ボトルケージbottle cage ボトルをフレームに取り付けるためのパーツ。ボトルゲージと発音すると「ボトルを入れる檻(cage)だからケージが正しい。ゲージ(gauge)って、ボトルで(の)何を計るの?」といわれる。
ホローテック2 シマノ製品におけるボトムブラケット+クランクの型式。BBシェルの外側にBBシェル径よりも大きな径のベアリングを取り付け,右クランクと一体となったパイプ状のクランクシャフトを差し込み(右クランクはベアリングに直接固定される),左クランク(左クランクもベアリングに直接固定される)でクランクシャフトをクランプして固定する。
マース型 もっとも一般的なドロップバー。ベルギー人のS・マースが愛用したことからこの名前が付いたと言われる。幅,曲がりの種類が豊富にある。
マイクロ・アジャスター 下玉押し,下ワン,上ワン,上玉押し,中ナット,袋ナットで構成されるヘッド小物で,上玉押し上面と中ナット下面に菊座(ギザギザ)を設け,このかみ合いで上玉押しの位置を微調整できるようになっている。スパナ1本で調整ができ,ヘッド小物の分解も簡単なため,ツーリング車に用いられる。競技用の自転車には用いられることはない。
マウンテンバイク(MTB)mountain bike 本来は山の傾斜地オフロードで遊ぶための自転車。太いブロックパターンのタイヤ,ワイドなギヤ比,フラットハンドル等。サスペンションも採用される。リアサスを備えるダウンヒル(下りのオフロードでタイムを競う)用とフロントサスだけのクロスカントリー(アップダウンのある未舗装路・オフロードの周回路でのレース)用がある。市街地・舗装路でも(ブロックタイヤのまま)使われることもある(私はお薦めしませんが)。
MTBルック車 外見だけMTBに似せた市街地(タウンユース)用の自転車。メーカーは山道での使用を保証していない。間違って購入してしまった場合は諦めて街中だけで乗りましょう。
前三角 フレームのうちトップチューブ,シートチューブ,ダウンチューブ,ヘッドチューブの三角形をさす。
前フォークfront fork フロントフォーク
マスドスタートmass start 多数の選手が一斉にスタートするロードレース。ロードレースで一番ポピュラーな形式。マスドスタートの他には個人のタイムトライアル,チームのタイムトライアルがある。プロロードではチームで戦略をたて,役割分担をして優勝をめざす。
マッドガードmudguard フレームに取り付ける前ホイールおよび後ホイールのタイヤの覆い。泥除け,フェンダーとも呼ばれる。降雨時等に運転者や制動部への泥水等の付着・侵入を防ぐ役割をはたす。ツーリング用自転車には必須のアイテム,と私は思う。
マディソンmadison トラック競技の一つ。2人1組のリレー方式で行うトラック競技。交代するとき前走者が後走者の腕をつかんで前に放り投げて加速を与える。
ミキストmixte フレーム形状のひとつ。6本バックとも言われる。トップチューブをヘッドチューブからシートチューブ中央付近に付け,そこからリアエンドへの2本のステイを追加してあるもの。婦人用サイクリング車に多い。
ミスアンドアウトmiss and out トラック競技の一つ。周回ごとに最後尾となった選手が失格するレース。
虫食い pitting 玉押しに見られる局部的な磨耗。ちょうど虫が食い荒らしたような感じになるのでこう呼ばれる。ガタの生じた状態や,内部に異物がはいりこんだまま長時間使われるとこの様な症状が出る。虫食いが生じた玉押しは交換する。
モンキーレンチmonkey wrench ボルト・ナットを回す工具。アジャスト機構がありいろいろなサイズのネジに対応する。原則として,ボルト・ナットはサイズに合った専用のレンチ(スパナ)で扱う。モンキーレンチではナットやボルトの頭をなめてしまうことがある。
ユニクラウンフォーク(uni-crownfork)unicrown クラウンを用いずに,フォークブレーズを曲げて直接ステアリングコラムに溶接して作られたフォーク。
ラグlug フレームのパイプとパイプを接合する継ぎ手。イタリアンカットラグとコンチネンタルカットラグがある。パイプ同士をラグを使わずに直接ロー付けするフレームはラグレスフレームという。パイプを(ラグを使わず)溶接で接合するフレームはウェルディングフレームという。
ラグレスfillet brazing ラグを使用しないでロウ付けで作られるフレームを指す。溶接で作られるフレームはウェルデッドフレームと呼ばれる。
ラジアル組みradial spoking スポークの組み方の一種。ハブの中心から放射状にスポークがのびる(スポークが交差しない)組み方。
ラテックス(天然ゴム) 天然ゴムの意味で使われる。合成ゴムと比べて軽いチューブを作れる。しかし、空気が抜けやすい。
ラビットファイヤー マウンテンバイク用の変速レバー。シマノが販売しているブレーキレバーとシフトレバーが一体化している変速レバーシステム。
ランドナー 小旅行用自転車。2〜3泊程度のツーリングを主目的とした自転車。舗装路から未舗装路・林道までの幅広いフィールドに対応する。広い範囲のギヤ比,太めのタイヤ(650A,650B,26×1.25〜1.50程度)を使う場合が多い。雨天時の快適性のためにマッドガード,必要な荷物の運搬のためにキャリアを装備する場合が多い。ブレーキはカンティが多く使われる。
語源はフランスで生まれた高速長距離サイクリング用の自転車randonneurだが,日本のランドナーはファーストランや長距離サイクリング用の自転車とは別の方向に発展してきている。ランドナーとrandonneurは別の自転車と考えると無用な誤解がない。
ランドナーバー ドロップバーの形状の種類。肩の部分が上に持ち上がって、バーが下広がりの形状。肩の部分が持ち上がっていなくて、バーが上下同じ幅のドロップバーはマースバーと呼ばれる。
リアセンターrear center ボトムブラケット中心から後のホイール中心までの距離
JISD9101自転車用語には,「リアセンタ」自転車を平たんな地上面に供用状態で直立させたとき,クランク軸中心線から後車輪軸中心線まえの距離,との定義がある。
リアディレーラー 後のディレイラー。8枚〜10枚のスプロケットにチェーンを掛け替える。
リカンベントrecumbent よりかかるという意味。寝そべった姿勢で乗る自転車。
リジッドバイクrigid マウンテンバイク等でサスペンションを装備しない自転車をいう。
リテーナーretainer ベアリングボールがバラバラにならないように保持する枠を指す。ボールも含めたこのタイプのベアリングを指す場合もある。
リフレクターreflector 夜間に自転車の存在を知らせるための反射境。自動車のヘッドライト等の光を反射する。マッドガードやシートステイに取り付ける。ペダルに取り付けるリフレクターはペダリングで動くので視認効果が高い。内蔵する電池で点灯(点滅)するLEDリアランプはさらに効果がある。
リムrim タイヤをはめるホイールのふちの部分。 材質はアルミ合金。ホイールの大きさによりさまざまなサイズがある。スポークの数も24,28,32,36などがある。
リムセメント チューブラータイヤをチューブラー用リムに固定するための専用の接着剤。
リムフラップ リムの内側に入れるテープ状の部品。リムテープ,ふんどしとも呼ばれる。スポーク,スポークホールの角によるチューブの損傷を防ぐ。特に高圧のタイヤでは必須。
リム打ち 路面の段差,石などにホイールをぶつけ,タイヤとリムの間にチューブが挟まってパンクすること。空気圧が充分でないタイヤで多発する。チューブの裏表2ヶ所に穴が開くことが多く,チューブを縦にすると2つの穴が蛇の噛み跡のように横に並んでいるので,スネークバイトとも呼ばれる。パンク修理では2つの穴があることを前提にし,リム打ちパンクなのに1つの穴だけを修理することのないように。
リヤキャリヤrear carrier 後の荷台。サイドバッグやパニアバッグを取り付けるためのキャリアもある。
輪行(りんこう) 自転車を分解して鉄道,船舶,航空機等に載せて移動すること。自転車を分解して輪行袋に収納し携行する。
輪行車 JISD9101自転車用語には,「輪行車:持ち運びに便利なように分解・組立てが容易で携帯用の袋などに収納することができる自転車」との定義がある。
輪行袋 (りんこうぶくろ) 自転車を分解して運搬するための専用の袋。シェル状の堅い素材でできたケース状のものはハードケースと呼ぶ。
レーサーパンツracing pants 自転車競技用ウェア。サドルとの擦れる部分にはパッドが入っているものがほとんど。下着の擦れがないように下着なしで直接着用する。
ローlow (Gear) スプロケットのうち一番内側の一番大きなスプロケット。
ロードエンド エンドの一種。 後ハブ軸の入る溝が前方に口を開いているエンド。ロードレーサーに用いられる。逆爪とも言う。
ロードバイクroad bicycle ロードレーサー。オフロードを走るマウンテンバイクと対比してオンロードを走る自転車がロードバイクと呼ばれる(らしい)。ロードレーサーを指すことが多い。自転車(バイク)が道路(ロード)を走るのは当たり前なので・・・・あまり適切な名前ではないと思うのですが,私は(マウンテンバイクも市街地を走るとロードバイクになる?)。
ロードレーサーroad racing 公道競技用自転車。走る機能を極めたシンプルな自転車。ドロップハンドルが使われる。タイヤはチューブラータイヤ(一部にはクリンチャー),チェンホイールはダブル,スプロケットは8s〜11s(カンパ),ペダルはビンディングタイプ,変速レバーはブレーキレバーを兼ねるSTIレバー(シマノ)・エルゴパワー(カンパ)が主流。競技内容により仕様は異なる。タイムトライアルではDHバー仕様,ヒルクライムでは低いギヤ比・軽量化に重点をおいた自転車が用いられる。
JISD9101自転車用語では,「ロードレーサ:道路競争用で,フリーホイール及び制動装置を備え,競技条件に合わせて設計された2輪の特殊自転車(備考:一般にディレイラー,足固定装置付きペダル,クイックレリーズハブ,チューブラータイヤを装備し,どろよけ,キャリア及びスタンドは装備しない。)」と定義されている。
ロードレースroad race 公道等の舗装路で行われる自転車競技。短距離のタイムトライアルから長期間にわたるステージレースまで多種にわたる。
ローノーマルlow-normal 変速機においてワイヤをゆるめた時(ノーマル時)にローに入る変速機。通常,リヤディレーラーはトップノーマル,フロントディレーラーはローノーマル。
ロー付けbrazing 接合部を溶融させることなく加熱して,狭い母材間の境界面に,母材よりも融点の低い金属を溶融添加して,表面張力および毛細管現象により,母材間に充填し,接合する方法。溶接と半田付けの中間的接合方法。
ロストワックス製ラグ ワックス(ろう)を使う精密鋳造法で製造したラグ。
ロックナットlock nut 玉押しの玉当たりを調整し,玉押しとお互いに締め合わせて(ダブルナットで)固定するナット。ハブの左右のロックナット外面間の長さはオーバーロックナット寸法。
ロックリングlock ring 部品を固定するネジ。
1.カセットスプロケットをフリーハブに固定するネジ
2.オーソドックスなボトムブラケットの左ワンを止めるリング。
3.固定ギヤの外側に取り付けて,ギヤの緩みを防ぐリング。逆ネジになっている。
ロックリング回し スプロケットのロックリングを取り付け,取り外す工具。
6本組 スポークの組み方の一つ。3crossとも呼ばれる。 フランジ上のスポークの1本目と6本目が交差する。1本のスポークは他の3本のスポークと交差する。
ロングケージ リヤディレイラーの2つのプーリーを囲う籠(cage),ガイドプーリーとテンションプーリー間の長さが長いものを「ロングケージ」と呼ぶ。チェーンの弛みを吸収できる範囲が大きい。ツーリング用自転車等に用いられる。
ワイヤー インナーワイヤー
ワイヤーカッター ブレーキワイヤ/アウター,ディレイラーワイヤ/アウターを切る工具。
ワイヤアジャスタAdjusting barrel ブレーキケーブル,ディレイラーケーブルでインナーワイヤの伸び等を補正するためにアウターケーブルの長さを調節するネジ。
ワイヤードオン(WO)タイヤwired on 現在はクリンチャータイヤと呼ぶことが多い。タイヤの縁にタイヤビードが入っている。タイヤビードがリムの内側に入り、内側からチューブの空気圧でタイヤビードがリムに押し付けられることで固定されるタイヤ。タイヤは反対側のビードがリムの底に落ちないと外れない。空気を入れたタイヤはビードがリムの底に落ちることが無いので,タイヤが外れない。
高圧のタイヤほど内圧でタイヤが外れないようにギリギリの寸法でタイヤが作られているのかリムに入れにくくなる。MTBのタイヤで手で入らないタイヤはない。700Cでもほとんどのタイヤは手で入れることができる。手で入れればタイヤレバーを使う必要がなく,チューブを傷めるおそれもない。タイヤビードワイヤーに鉄ではなくケブラーを使い,折り畳める軽量タイプもある。
ワイヤードオン(WO)リムwired on タイヤのタイヤビードワイヤがリムの内側に入り,内側からチューブの空気圧でタイヤビードがリムに押し付けられることにより固定されるリム。タイヤビードは他の部分が全てリムの底に落ちている状態でなければリムの壁を越えられない。現在のWOリムはリムの縁に内側へのタイヤ外れ防止効果のある出っ張りがあるものが多くHE(フックドエッジ)との区別は明確ではない。
ワイヤキャップ インナーワイヤーの末端がほつれないようにかぶせる金属性のキャップ。JIS規格では20Nの離脱力に耐えなければならない。
ワイヤケーブル ワイヤケーブルはインナーワイヤとアウターケーブルの組合せで機能を発揮する。ブレーキとディレイラーはワイヤケーブルで操作される。インナーワイヤはブレーキレバー,ディレイラーレバーの入力をブレーキ本体,ディレイラーに伝える。アウターケーブルはレバー入力の反力を負担するとともに,インナーワイヤの軌道(取り回し)を決め,ワイヤアジャスタでアウター長さを調節することによりブレーキ位置,ディレイラー位置を調節する。インナーを引く(短くする)ことはアウターを押す(長くする)ことと等価である。
ワッシャーwasher ゆるみ止め・応力分散のためボルトやナットと部材の間に入れるドーナツ状の金属製の薄い板。マッドガードをU型ステイにとめるのにワッシャーを使わなかったら、ナットがマッドガードを食い切ってしまいました。
ワン 玉受け
ワンキーレリーズ クランクをBBシャフトから取り外すとき,フィキシングボルトを緩めるだけでクランクが抜ける構造。フィキシングボルトに強度のあるクランクキャップが組み合わされている。フィキシングボルトが緩められるとき,クランクキャップ部を押してクランクをシャフトから抜く。コッタレス抜き工具が不要,重量は増加。
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