自転車ツーリング再生計画2007/1/21更新(保険業界の変化が速くて記載が追いつきません)
自転車の保険
自転車に乗るときは保険も考えましょう。生きているということは,リスクを負っているということです(あまり意識することはありませんが)。もちろん,自転車にもリスクがあります。あなたが負っているリスクとそのために必要な補償を考えて,必要な保険を買いましょう。
必要な保険
生命保険 遺族に支払われる保険です。あなたが死ぬと経済的に困る人がいらっしゃる場合は,生命保険に加入されていることでしょう。死因に関わりなく保険金が支払われます。満期保険金がある貯蓄性もあるものが多いですね。さりとて,死んで花実は咲きませんので,自転車を楽しむための保険とはいえないかもしれませんね。
傷害保険 自分が事故に遭って(起こして)しまうかもしれません。入院するかもしれません,身体に障害が残ってしまうかもしれません,死んでしまうことだってありえます。死亡した場合、後遺障害が残った場合に保険金が支払われます。入院・通院特約をつけると入院・通院した場合にも保険金が支払われます。満期保険金のない「掛け捨て」の保険です。生命保険や火災保険で傷害保険(入院特約を含む)がカバーされている人は自転車保険として傷害保険を購入する必要はないでしょう。自転車のケガだから大ケガとは限りません。
賠償保険 自分が事故を起こして,誰かの大事なものを壊してしまうかもしれません,誰かを怪我させてしまうこともないとはいえません,ひょっとしたら死なせてしまうかもしれません。本当に必要な保険はこの他人のための保険ではないでしょうか?。

自動車をお持ちの方は自動車保険(自賠責および任意)に加入されていることでしょう。ところが自動車以外の危険に対する賠償保険に加入している人はあまりいないのではないでしょうか。自転車に関する賠償保障(自転車の所有、使用、管理に起因して他人を死傷させ、または他人の財物に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負ったときの補償)も考える必要があるのではないでしょうか?。

自転車にのっているから・・・ケガをする確率は高いかもしれないけれど、自転車のケガだけを重要視し、もっと大きな日常生活でのリスクを見逃していてはいけません。さらに広く、自動車、自転車以外の日常生活すべての場合で他人の生命・健康を傷つけてしまう危険、他人の財産を損なう危険にも対応するために、個人賠償責任保険も検討に値することでしょう。

盗難保険 自動車の車両保険に相当するものです。自転車の盗難が多い(保険としてリスクが大きい)ことから、保険の種類は少なく保険料も高くなっています。自転車の盗難保険を購入できる人(盗難保険を提供しているメーカーの自転車を購入した人等)も限られているようです。自転車が盗まれて困る人は駐輪場に駐車し,しっかり鍵をかけましょう。事故で自転車が壊れないように(もちろん,あなたが死なないように),事故予防のためのスキルを磨いて慎重に乗りましょう。
保険商品の種類

区分

自転車だけが対象

自動車だけが対象

すべての場合が対象

備考

死亡・後遺障害(傷害保険) 自転車総合保険(JCA総合保障制度AJ会員保険TSマーク 自動車保険 生命保険  
入院・通院(入院特約) 自転車総合保険(JCA総合保障制度AJ会員保険TSマーク 自動車保険 普通傷害保険
傷害総合保険
生命保険傷害特約
火災保険傷害特約
自動車保険傷害特約
国内での傷害だけに限定される保険もある。
他人の生命・健康・財産(賠償保険) 自転車総合保険(JCA総合保障制度AJ会員保険TSマーク 自動車保険 個人賠償保険
傷害総合保険
火災保険賠償特約
自動車保険賠償特約
国内の賠償だけに限定される保険もある。海外ツーリングの場合には海外旅行傷害保険に賠償特約をつけることができる。
自分の財物(車両保険,盗難保険) 自転車盗難保険 自動車保険(車両保険) 火災保険、地震保険 火災保険、地震保険の対象に自転車は含まれる?
あなたが買うべき保険
保険は,自分が負うリスクは何か?,どのくらいの大きさか?、リスクが現実になったときに保障がどの程度必要か?から決まるのものでしょう。
何も保険に加入していない人 学生の方は,生命保険,自動車(傷害)保険に加入していることは少ないかもしれません。自転車に乗るからといって生命保険に加入する必要はありません。死んで悲しむ人はいても,経済的に困る人はいないのですから。お薦めは自転車総合保険でしょうか?。傷害保険と賠償保険の二つがセットになった保険です。補償内容は自転車に限定されています。自転車に関係しない傷害と賠償は保障の対象になりません。

・自転車総合保険の例
保険料1,830円/年=死亡・後遺障害700万円+入院3,000円/日+通院1,500円/日+賠償限度額3,000万円/事故(免責1,000円)

・JCA総合保障制度
JCA(日本サイクリング協会)の会員になると自動的に付いてきます。傷害保険と賠償保険のふたつがセットになった自転車総合保険ですね。
保険料1,480円/年=死亡・後遺障害245万円+入院2,400円/日+通院1,400円/日+賠償限度額1,000万円/事故

生命保険に加入している人

・生命保険(入院・通院特約付き)+個人賠償保険

どこかに個人賠償保険のページがないかなあ。

生命保険、自動車保険に加入している人

・生命保険(入院・通院特約付き)+自動車保険(賠償特約付き)
・生命保険+自動車保険(傷害特約+賠償特約付き)

東京海上日動のホームページによれば自動車保険につけられる傷害特約、賠償特約があるようですね。具体的な保険料・補償金額の記載がありませんが。

生命保険、自動車保険、火災保険に加入している人

この場合は様々なパターンがあります。今ある保険をベースに足りない部分を補うことになります。
・生命保険(入院・通院特約付き)+自動車保険(賠償特約付き)+火災保険
・生命保険(入院・通院特約付き)+自動車保険+火災保険(賠償特約付き)
・生命保険+自動車保険(入院・通院特約付き+賠償特約付き)+火災保険
・生命保険+自動車保険(入院・通院特約付き)+火災保険(賠償特約付き)
・生命保険+自動車保険(賠償特約付き)+火災保険(入院・通院特約付き)
・生命保険+自動車保険+火災保険(入院・通院特約付き+賠償特約付き)

生命保険にも、自動車保険にも、火災保険にも入っている私は、賠償特約付きの家族損害保険に入りました(安田海上火災)。夫婦補償で1,330円/月、死亡・傷害保障350万円、入院保障、通院補償に賠償特約(1億円、1,000円免責、自動車事故は補償外)です。海外も対象です。

海外ツーリングに行かれる方 保険の内容を確認して保障対象が国内に限られるときは、海外旅行傷害保険を検討して下さい。ケガ以外に、病気になったときの補償や賠償責任保険が、特約などでつけられます。
クラブ等だけで活動される方

スポーツ安全協会という団体が取り扱っている保険がスポーツ安全保険です。5名以上で申し込む必要があるようです。A区分からD区分までありますが、自転車はC区分だと思います。残念ながら、加入する団体(クラブ等)が行う行事およびその往復途上しか保障されません。活発な活動を行っているクラブで、参加者もそのクラブ以外の活動を(ほとんど)行わない場合に有用です。団体(クラブ)行事しか対象になりませんから、個人でアチコチ出かける人にはメリットがありません。

保険料1,400円/年=死亡2,000万円+後遺障害(最大)3,000万円+入院4,000円/日+通院1,500円/日+身体賠償1億円/人(自己負担1,000円)・5億円/事故(自己負担1,000円)+財物賠償500万円(自己負担1,000円)


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