自転車ツーリング再生計画 2005/3/15更新

自転車ツーリングに使う地図

サイクリングに地図はかかせません。地図はプランニングの時に使いますし、走る時にも必需品です。等高線の入っていない地図はサイクリングには役にたちません。国内の地図で手に入るものは国土地理院発行の地形図等と昭文社発行のマップル等の道路地図です。10万分の1マップルでも主要道だけを走る時は問題ないのですが、細かい道や裏道を捜すときには5万分の1の地図が必要です。山道に踏み込む場合には2万5000分の1の地図が必携です。ルートを辿るためには道のつながり(地図)と現在位置の二つが必要です。GPSをもっていてもわかるのは現在位置だけです。この道がどこに続いているのかわからないのに、進むことは・・・できません。
20万分の1地図(地勢図)
20万分の1地図は経度1度(横)緯度40分(縦)の範囲が1枚の地図に表現されています。緯線(縦)の長さは世界中どこでも同じですので10,000km/90*40/60=約74kmです。横(経線)の長さは緯度により異なり、東京(緯度約36度)を例にすると、10,000km/90*cos36度=約90kmになります。20万分の1地勢図は縦74km、横90kmの範囲を表していることになります。日本全国をカバーするには20万分の1地図130枚が必要です。

では、実際に地図の大きさを計ってみましょうか、ええーと、東京の20万はどこかな・・あった・・・・・で、横45cm、縦37cmくらいですね。20万分の1の地図なんですから、縦は74km/20万=37cm、横の長さは90km/20万=45cm、勘定は合いましたね、ホッ。20万分の1の地図上では10cm(ゲンコツ一つ)が20kmに相当します。概略の距離をつかむには地図の上でゲンコツで数えます。

北に行くほど同じ経度1度でも経線の長さは短くなり、地図の幅は狭くなます。逆に、南に行くほど経線は長くなり、地図の幅は大きくなります。縦の長さ緯線の長さは変わりません。沖縄の20万は横幅ギリギリなのに、北海道の20万は左右に余白が大きくあります。北緯25度と北緯45度では図幅が50cmと39cmと10cm以上違うのですから。北海道の地図を買うとなんか損したような気がするのは・・・・もちろん気のせいですね。
5万分の1地図(地形図)
5万分の1の地図は縮尺が20万分の1地図の4分の1(4倍というべきなのだろうか?)ですから、20万分の1の地図の縦、横を4等分した、経度15分(横)、緯度10分(縦)が1枚の5万分の1の範囲です。20万分の1の地図1枚分の範囲を4×4=16枚の5万分の1地図でカバーします。地図の縦は18kmちょっと、横は22.5kmに相当します(東京地方の場合)。5万分の1地図の上ではゲンコツ一つ(10cm)は5kmに相当します。5万分の1地形図は1,291面で全国をカバーしています。これを全部揃えている人は・・・・広い世の中にはいるかもしれない。

自転車で走ることを考えると、5万分の1地図は平地ならば縦、横とも1時間程度で走ってしまう距離になります。街道を快走するようなツーリングでは、5万分の1は、あっというまに通り過ぎてしますネ。20万分の1(地形図)やマップル(10万の1)の方が使いやすいでしょうね。
2万5000分の1地図(地形図)
2万5000分の1の地図では5万分の1の地図を4等分した、経度7分30秒、緯度5分の範囲が1枚の地図に表現されます。縦が10km弱、横が11km強に相当します。2万5000分の1地図が4枚で5万分の1地図1枚、2万5000分の1の地図64枚で20万の1地図1枚のの範囲をカバーしています。2万5000分の1地形図は4,394面で全国をカバーしています。これを全部揃えている人は・・・・・・広い世の中とはいえ、いないことでしょう。

2万5000分の1を使うツーリングは山の中に入っている時ですから、縦、横とも直線で歩いても2〜3時間は要することでしょう。今は基本図が2万5000分の1になっていますので、5万分の1地図が改訂される前に2万5000分の1地図が改訂されることが多いようです。

国土地理院地図の折り方、保管方法へ
ツーリングマップル(昭文社)
1/130,000程度の道路地図です。北海道から九州まで7冊で全国をカバーします。コンパクトなので、携帯にも便利です。100m間隔の等高線が表示されています。プランニングには全体像が見えにくいのでちょっと使いにくいかも。見所、お薦めルートなどが表記されているのは○。ただし、オートバイへのお薦めルートで自転車ツーリングには必ずしもあてはまらない場合もあります。
マップル(昭文社)
1/100,000の縮尺(北海道は札幌周辺を除いて1/200,000)の道路地図です。北海道から九州までの7冊で全国をカバーしています。大判の地図なので、プランニングに便利です。ツーリングに持っていく時は走るところだけを外して(破って?)持っていってもいいでしょう。100m間隔の標高線が表示されています。
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