自転車ツーリング再生計画 2002/4/25更新

自転車ツーリングの愉しみ

身体を動かす愉しさ
サイクリングでは頼りになるのは自分の体力と技術だけです。自転車はアクセルを踏むだけで進んではくれません。自分の力でペダルを回して進みます。足を軽やかにクルクル回すこと自体が楽しいのです。身体中の血液がおどり,汗ばんで,爽やかな気分になっていきます。運動はストレスを解消します。
峠に一歩一歩向かって行きます。来し方を振り返り,峠の向こうの世界を望むとき,ここまで来たんだなあ,自分の力で・・・と思います。もちろん,ヤッタァ!という達成感も・・・ありますネ。

旅・出会い
サイクリングは旅の一つの形です。旅って何なのでしょう。いつもの場所,いつもの人を離れて,違う場所,違う人の中に自分を置いてみることでしょうか。旅の楽しみは・・・いつもと違う場所,いつもと違う風景,いつもと違う食べ物,いつもと違う生活,いつもと違う人に会うことでしょうか。
あなたはきっといろんな自然に出会うことでしょう。山の緑,海の青,風も吹くことでしょう。雨だってキット降ることでしょう。春の息吹,燃える緑の薫り,夏の暑い日差しにウンザリすることもあることでしょう。夕立が心地よく感じられるかもしれません。あなたは,きっといろんな人と会うことでしょう。旅先で見知らぬ人に。そして同じサイクリングの仲間にも。

自由に・自分の責任で
サイクリングにはあなた自身の工夫,判断,決断,勇気が必要です。誰もあなたの走るコースを考えてくれません。宿を手配してはくれません。自転車が故障してもスーパーマンは現れません。林道で日が暮れてしまったら引き返す勇気も必要です。自分の意志で,自分のアイデアで,自分の能力で自由にプランを立てて,出かけましょう。サイクリングに制限はありません。どこへ行くのもあなたの自由です。
寄り道も簡単です。クルマが通れない土砂崩れや工事現場も自転車なら押して,担いで通れます。雨が降ってきたら途中でやめてもいいでしょう,別れ道にきたらコインを投げて道を決めてもいいでしょう。世間のしがらみをしばし離れ,自分にはめた枷を外し,のびのびと気ままに旅を楽しみましょう。

自転車に乗って風になる
「風になる」といいます。自分の力でペダルを回して風になるのです。そよ風を切って走る楽しさがサイクリングの原点でしょうか。まるで自分が風になって街を,野原を,吹き抜けて行くような感覚になります。自分が自然の一部だと実感できる瞬間です。
はるかな高みを目指して峠を登るときは谷を渡る風が励ましてくれます,明るい緑が応援してくれます。峠から見えるはるかな山なみ,大きな空,その向こうには宇宙が広がっていることでしょう。さあ,今度は風と競争しながら,里へ下りましょう。にぎやかな,あたたかな,そしてすこし淋しい街へ。自然から,自転車からすこしだけ元気をもらって。


トップページへ