自転車ツーリング再生計画/ライディングテクニック 2002/6/4作成

固定ギヤでツーリングするには?

固定ギヤの自転車でツーリングする時の留意事項、注意点を書いてみます。もちろん、固定自転車の前後にはブレーキを装備し、平地走行にも十分慣れているという前提で・・・・。

登りでは全筋肉を動員して
上りは身体中の筋肉を使って高負荷(低回転、高トルク)の運動をこなせれば、変速機付き自転車とそれほど大きな違いはないとも言えます。

・固定ギヤの自転車では、進んでいる限りペダリングが止まることはありません。逆にいえば登りのスローペースでもペダルは勝手に滑らかに回転してくれます。滑らかなペダリングをするためにエネルギーを使う必要がないともいえます。

・固定ギヤの自転車では、変速機のある自転車に比較して高いギヤ比で坂を上らなければなりません。回転数は低く、高いトルクが必要になります。筋肉にも大きな負荷がかかることになります。ダンシング、シッティングを使い分けなるべく多くの筋肉で負荷を分散させる必要があるようです。関節にも大きな負荷がかかりますから、膝を痛める危険性も増加することでしょう。膝や腰を痛めている人には無理があることでしょう。

・ダートでは、固定ギヤの自転車も変速機付き自転車もペダルを回さなければ上がっていけないのは同じです。タイヤが同じならば、ギヤ比の問題(低回転、高トルクを維持できるか?)を別にすれば、固定ギヤが劣る点は大きくはありません。

下りは大変です
上りと違って下りでは固定ギヤの自転車には大きなデメリットがあります。

・脚の回転が外乱になります。ブン回す(ブン回さざるをえない)脚は自転車の安定性を損ねます。いくら滑らかに脚を回しても、脚の質量が自転車の両側で非対称に往復運動している事実はどうしようもありません。

・腰を引いてのブレーキングは難しい。脚を回し続けていなければなりませんので、サドルの後ろに腰を引いてのブレーキングが難しくなります。急ブレーキをかけることが難しくなり(腰を引けず前方宙返りの可能性が上がり)、スピードを抑えざるをえません。

・路面の凸凹の衝撃を膝で吸収するのが難しい。脚を回し続けなければならない固定ギヤでは、膝を使って路面の凸凹を吸収することが難しくなります(できる人もいるのかもしれませんが)。結果として路面の凸凹に自転車が弾かれてしまって、オットットぉ〜・・・ということも。これもスピードを抑える要因になります。

・ダートでは、デメリットはより大きくなります。舗装よりも勾配がきつければ、より腰を引いてバランスをとる必要があります。舗装よりも路面の凸凹が激しければ、より膝でのショックの吸収が重要になります。スピードが遅ければ、脚の運動による外乱は小さくなりますが。


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