自転車ツーリング再生計画/自転車・メカニック 2002/7/16更新

リアディレイラーの調整

リアディレイラー(後変速機)の調整は3つのネジで行います(以下はシマノの取扱説明書における名称)。(本ページの図はシマノの取扱説明書の図を使用しています。)

・トップアジャストボルト
・ローアジャストボルト
・アウター調節ボルト

トップアジャストボルトとローアジャストボルトはディレイラーが左右に動く範囲を制限しています。しめれば動く範囲が狭まります、ゆるめれば広がります。ゆるめすぎればチェーンが外れてしまいますし、しめすぎればチェーンがギヤに入らなくなります。アウター調節ボルトはアウターの長さを調節しています。

アウター調整ボルトはアウター長さを調整します。インデックスシステムでは、ディレイラーレバーのカチカチという位置が、スプロケット一枚一枚のディレイラープーリー位置と対応しています。ワイヤの長さが合っていないとプリーが正しい位置にこないので、うまく変速しません。

トップアジャストボルト(現行シマノの場合は縦に2つ並んでいるうちの上のネジ)

●トップ側に変速しない
→ディレイラー可動範囲トップ側がせまくなっている→トップアジャストボルトをトップ側に変速するまでゆるめる(右図の1の方向に)

●トップ側にチェーンが落ちてしまう
→ディレイラー可動範囲トップ側がひろくなっている→トップアジャストボルトをチェーンが落ちないところまでねじ込む(右図の2の方向に)

ローアジャストボルト(現行シマノの場合は縦に2つ並んでいるうちの下のネジ)

●ロー側に変速しない
→ディレイラー可動範囲ロー側がせまくなっている→ローアジャストボルトをロー側に変速するまでゆるめる(右図の1の方向に)

●ロー側にチェーンが落ちてしまう
→ディレイラー可動範囲ロー側がひろくなっている→ローアジャストボルトをチェーンが落ちないところまでねじ込む(右図の2の方向に)

アウター調節ボルト

変速するとチェーンがガチャガチャいう
→変速ワイヤが伸びてインデックスの位置がずれている→アウター調節ボルトを左に回してアウターを長くする(右図)
→インナーのディレイラー取付位置がずれている→アウター調節ボルトを調整する(インナーの取付長さを変える)。

調整ボルトをゆるめたり、しめたり、気のすむまで調整してください。
・左図ではアウターが短くなり、相対的にインナーが長くなり(ゆるみ)ディレイラーのプーリーはトップ側に移動します。
・右図ではアウターが長くなり、相対的にインナーが短くなり(引っ張られ)ディレイラープーリーはロー側に移動します。

シマノの取扱説明書には以下の記載があります(一部表現を変更)、ご参考まで。

「シフティングレバーを一回操作して、スプロケットを2段目(セカンドギヤ)に変速させます。さらにシフティングレバーをレバーの遊び分だけ操作した状態で・・・チェーンがスプロケットの3段目(サードギア)に接触し、音鳴りする状態がベストセッティングです。」

アウター調節ボルトで調節しきれない場合はインナーのディレイラー取付ボルトをゆるめて、取付け直してください。

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